いろはにほへと
葉も心も蝶が舞うように
山から里へと紅色に染めし
そろそろ
奥ゆかしい思い出だけを
時代籠に残し
秋雨のお誘いに
潔く散りたいと思います。
銀杏 いちょう・・・イチョウの実が杏(あんず)に似て殻が銀なので
ぎんなんという訛りにより・・諸説あり
鴨脚 いちょう・・・葉が鴨の脚の似てるので
Ginkgo・(ドイツのケンペル氏の記録より)
色々な呼び名があり、ギンナンの実はボケ防止にいいそうです。
続きを読む
京都御苑 紅葉シリーズ その三 拾翆亭(しゅうすいてい)
丸太町道りから入った東側に あり、金と土曜日だけの拝観です。
なんと、趣のある看板でしょう。
五摂家の一つ九条家の唯一残存してる、江戸後期の遺構です。
数寄屋風の書院つくりで、広間と小間の茶室があり、
当時はここで公家たちが歌やお茶会いして楽しみました。
デジタルでない時代がほんとうに有ったことを
肌で感じ要ります。
床には、利休の息子の少庵の直筆の消息の軸が掛けてあります。
釈文は「画家の俵屋宗達に御茶会のお誘いされてる文です。」
縁側からは、九条池と橋に、数本の紅葉が日本画のように添えられ
静かに、この風景に溶け込み、一服を
公家の気分を味わせていただきました。
人がまばらで 隠れ家的な紅葉狩りのスポットです。
続きを読む
旬の紅葉の一枝とYellow Freesia
一枝の恵みで、部屋の空気まで秋
科学的な根拠はありても
こんな美しい色に染めてくれる
神の仕業と崇(あが)めたい
黄色のフリージャの花言葉は
「信頼」
心から紅い一枝を信頼しきって
控えめな居場所で
秋のため息をもらしてます。
続きを読む
京都御苑 紅葉シリーズ その二 猿ヶ辻 紅葉時雨
御苑内の北東の築地壁が内側にへこんでいます。
上を見上げますと
御幣(ごへい)を手にしたお猿さんが
難を去る(猿)とかけまして、
鬼門を守る魔除けとして
頑張ってはります。
その昔よな、よな悪いことをするので、
金網を張られたそうです。
なんともユニークなお猿さんに
ほっとしますね。
今の雨 紅葉時雨
薄もみじの葉の群がりに
しとやかに静かに降りてます。
続きを読む
唐カエデとカラーの花
白いトウシューズのカラー
可憐に踊りまわり
唐カエデの葉も
深まりゆく秋に
ヒラヒラ揺れて
続きを読む
京都御苑の紅葉シリーズその一
width=”240″ border=”0″>
時折の風に この葉が舞い散り
自然の絵巻物がゆるり、ゆるりと開かれ
とおり過ぎる牛車の御簾から
姫君のため息が聞こえます。
続きを読む
善光寺と立ち葵の葉?
552年 難波の港に天竺(インド)百済と数々の苦難とストーリを経て
非常に有りがたい仏がたどり着きました。
、蘇我氏や物部氏の争いの末、難波の池に捨てられました。
602年 そこを通りかかった本田善光(よしみつ)氏に背負われ
この長野を衆生の救済の地として落ち着かれた。
徳川家家臣 本多氏の家紋 丸に右離れ立ち葵
いろいろの仮説や謎があり今後、退屈しない課題になりそうです。
ウマノスズクサ科の 双葉葵の葉が
葵 葵と永遠に続いてくれることを願います。
続きを読む
リンゴのふる里からの便り
遠いところから頑張ってくれました。
続きを読む
美しい長野のりんごに出会えて、感動です。
肌寒い 張りつめた空気に
美しい乙女たちがあらわれ
ウエルカム心の笑い声が
緑の葉の隙間から
聴こえてきます
(今から八千年前、新石器時代の炭化したリンゴがトルコから発見されました。
日本では918年中国よりの小さな野生種が北信濃に植えられたそうです。
長野飯綱町のリンゴの栽培は昭和に入り養さんの桑の代替物として始まられました。)
小さなリンゴは「高坂リンゴ」と呼ばれ
お盆には善光寺で売られ
仏前に供えられたそうです。
可愛いリンゴに出会い
生けさして頂く事も
仏のご縁のような気がします。
李朝 鉄象嵌 白磁徳利に(とあるお店にて)
、
続きを読む
白いランプに寄り添って
静まりかえった森の入り口
歩く落ち葉のささやきに
鳥の囀り和音となりて
冬のセレナーデが始まり
赤いつる竜胆の実が
ランプに絡まり
昔の童話でも読んでるのでしょうか?
暖かいメルヘンの世界です。
続きを読む