一服さしあげます・
水を掬えば月手にあり・・・大徹宋斗(大徳四百三十世)
水差し リチャード作
栗の美味しい季節になりました、
一服さしあげます・
水を掬えば月手にあり・・・大徹宋斗(大徳四百三十世)
水差し リチャード作
栗の美味しい季節になりました、
野分のころの緩やかな風
すすきの穂先に優しいあきの訪れ
藤袴、桔梗、はぎの小さな花々にも露光り
きせつの便りを届けてくれる野の花に返事を・・
厳しい夏の暑さに耐えて咲き「ありがとう」・・
今日は陽の九が重なる9月9日、重陽の節句
着せ綿の和菓子をいただいてのお稽古・・晩に菊の花びらに真綿をかぶせ、次の朝夜露のしみこんだわたで
身体を拭うと長寿が約束されるとか・・
(綿の部分は卵の白身)
古代中国では陽が重なる日にかみさまを招き災いを拭ったとか・・
コロナの収束を願いたいものです
かすかに聞える虫の音に朝顔にもそろそろお別れです、
左端しより大毛蓼、レンゲショウマ、かく虎の尾、コスモス、矢車あざみ、
すすき(尾花)
ぎらぎらした太陽の日差しにもめげず咲いている
コスモスの葉も茶色になりながらも天に向かい
レンゲショウマも暑さに頭を垂れて・・
それでもすすきの揺れる様に秋の訪れを・・