狭い庭の乱れる葉のかげに
紅い小粒のチャルメルソウが
なぜか嬉しそうに咲いていた
楚々として今日の記念日に
お陰さまで二年続けることができました。
拙い作品をいつも応援してくださって
本当にありがとうございます。
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2016年 4月 の投稿一覧
でこぼこの春の地に咲く草花
春時雨の手怖いしうちにも
オレンジのみみながけしの花弁は負けない
円を描くように揺れおどる
荒れたひどい地に今年も
姫桔梗草が薄紫のカーテン模様
薄緑のカモジ草も負けじと揺れる
すこしだけの花束で
今日一日部屋の主役になりて
弥生の余韻を放してくれる
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行く春を惜しむ・・醍醐寺にて
京都東南にある世界文化遺産
醍醐寺は874年聖宝理源大師による創建
境内には行く春を惜しむように
里桜がまだ春に陽に見守られ
目にも美味しいそうな{末富製}
もう、つぎの
日本の心優しい自然が待っていました。
「日本人に生まれてよかった」
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冬の香り残して・・乙女椿
薄桃色の乙女椿は冬のアイドルだった
華やかなオーラは寒い心を温かくしてくれた
最後の一輪も美しく
冬の香り残して
「さようなら」
来年の出会いを楽しみに
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紫の香りから朝ははじまる・・ラベンダー
恵みの光の天使たち
レースのカーテンすりぬけ
ラベンダーの紫の群れに
訪れた朝・・四月の朝
花言葉「期待」
友人が今朝遠い旅に出る
ラベンダーの香りで身送りましょう。
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春雨に濡れる白雪けし
うす暗い葉の重なり
春の雨に濡れつつ
心うつ儚いほど美しい
白の「清純な誘惑」
桔梗口の花入れの一輪に
思わず、背しずがのびる
この花も一日の命
今日も大切に生きたい
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つつじの季節がきました
山笑う桜の季節から
華やかなつつじの季節に
山の新緑の香りたずさえ
白、ウスピンク 、赤紫の
それぞれの美しさを自慢気に
備前壺にほっこり
(一年で新しいことに出会える時期なのに)
「熊本のくまモンどうか、もう地震がおきないように
祈ってあげてください。」
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神からのプレセントの八重桜
暁の陽が何こともなかったように
ゆっくり八重桜を照らす
めまいを誘う深い八重の色
まだまだ、旬の牡丹桜
神はなぜにこのような美しさを
与えてくださったのでしょう
桜を愛でる瞬間は
人の心は競うことのない
穏やかに、優しくなれる
春の最大の神からのプレセント
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たんぽぽのモーニングコールで
ひらりひらり 綿毛のタンポポ坊や
春の風に乗り歌っている
ふんわりふんわり、烏のえんどうの葉に
「おはよう」目が覚めるような黄色の
たんぽぽのモニングコール
こんな朝のしあわせを
心から有りがたいと・・
(熊本の震災の人達にこんな朝が迎えられますように)
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小花マーガレットのつぶやき
胡麻のような小花をいっぱい抱きかかえ
幼き日の思い出の草花「スイバ」
遠慮がちにまっすぐに
黄色のマーガレットと
花言葉「私を忘れないで」
この、つぶやきに
スイバの小花が紅く染まり
西の空も少しずつ紅く
春の午後は過ぎていく
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