2015年 6月 の投稿一覧

茅の輪をくぐりて


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「みな月の夏越しの祓いする人は、千年の命のぶといふなり」

「蘇民将来、蘇民将来」と唱えて潜る、今日の日

祇園精舎の守護神である、スサノオの命は

裕福な巨旦(こたん)将来の所に一夜を頼みましたが、断られ

貧しい弟の蘇民将来からは精いっぱいのもてなしを受けました。

八年後、再び彼を訪れ、「茅の輪」をつくり、腰に下げていれば命は

助かる」と言い去りました。

その後、国中疫病がはやったが、茅の輪をつけていた蘇民将来の家族以外

みな死にました。以来、厄除けに「蘇民将来」の札を貼り、茅の輪を

吊るすようになったそうです。

この小さな宇宙の茅の輪にも

祓いの息が宿りますように

祈りたいです。


近くに神社がありましたら、是非 訪れてください。

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♪ バ~ラが咲いた 蚊帳つり草と


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雨の空に向かって咲いてる

美しいバラを数本いただきました

ハミングして歩いていますと

雨風で倒れそうな

蚊帳つり草に出会いました

かやつり草はパピルスと同じ仲間

パピルス
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パピルスは古来エジプトの紙の原料でした

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現在ではお土産として使われているそうです。

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いつの時代も植物の恩恵は無限ですね。


「食べ物は良く火を通してお召し上がりくださいね。」





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金平糖のあじさい ?


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美味しそうで、可愛らしい名の

金平糖 あじさい一輪

紫の霧のような雨粒も

この籠に入っていただいた

ハランの葉も、嬉しそうに

ウエルカムの表情を

思いっきり現わして

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「地面が湿ってます。滑らないように

気をつけてくださいね」







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虫食いだらけの半化粧の花だけど


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夏至になりますと

葉を半分お化粧して

出番を待つ半化粧の花

今年は虫食いだらけで

お床にいけるにはと躊躇(ちゅうちょ)しましたが

これも、自然の有るがままの姿と

控えめに姫檜扇水仙と

お軸のように、何事も「一期一会」


今日何が起こるが解りませんが

今日誰と出会えるかわかりませんが



感謝できる日でありますように


江戸末期、井伊直弼(なおすけ)の御言葉です。

今日はお水を忘れずにお出かけくださいね




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♪シューベルトの野いばら♪



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♪童はみ~たり 野中のば~ら 清らに 咲ける

その色 愛で~つ あかず ながむ~る

紅 におう 野中の ば~ら♪

  
イバラは、漢字で書くと(茨 荊 棘)で

からたちやバラなどの棘のある総称だそうです。

野に咲くので、野イバラの花

花言葉は「痛みから立ち上がる」

誰にでも、起こりうる 生活の

イバラ、少しでも 立ち上がれるよう

手を付いて 頑張ってみよう

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汝窯(じょよう)ブルーの空にも

野イバラを想像しながら









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額紫陽花に学ぶ今日の雨



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大粒小粒の水の塊

黒い雲より遠慮なしに

樹や花や地面をたたきつける

今日のフォルテシモの雨

健気に揺れるイロハもみじ

雨の恵みを震えながら

咲くがくあじさいの花

「謙虚」と花言葉を持つ花

真ん中の小さな花粒を

よわよわしくも必しに

薄紫の数枚の花びらで

ほんまに額のごとく守ってる

この紫陽花はあまり主張することなく

誰がつけられたのか

「謙虚」というネーミング

朝から学びさせていただきました。



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友人が作られた、

梅の寒天寄せと紅茶に

季節も美味しく頂き

「ごちそうさまでした」

世のお父様方、今日はごろんと、ゆっくりしてくださいね。

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ルビーのような、ミニトマト


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ルビーのような輝きが

あまりに、美しいので

食べることを止めました。


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こちらの、ミニとまとさんたちは

余りに、美味しそうで、可愛くて、

和菓子のようです。



でも、お昼のサラダの一品になりました。

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ミニトマトは普通のとまとに比べると 栄養価が高いそうです。

まず、赤い色素のリコピンが、1,7倍もあります。

脳の老化予防、目にもいい、インスリンの働きを

サポートして、血糖値をさげる。

カリウム、鉄もあり貧血予防にも

お肌にも胃にも良い、

油と一緒に料理すると更に、効果あり

こんなに小さくて可愛いくて頑張ってる姿に

「ありがとう」

今日も「ごちそうさま」

ポテトに、ミニミニの、都忘れの花を添えて





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なぜ?水無月というの?紫陽花さん


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霞がかった薄いブルー 

紫陽花さん 二輪 肩寄せ合い

静かな雨のブルースでも聴いているのでしょうか

雨露にぬれる歓びを感じてるのでしょうか

この月には、美しい主人公ですね



水無月 いろいろ諸説あり・

水が無い月ではなく、「な」は単なる連帯助詞「の」で

水「の」月だそうです。これがシンプルで、いいと思いました。


いずれにしても、天の「みず」の恵みに

感謝する月ですね。







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