ご近所さんの美しい朝顔さん
数の少なさになぜか癒され
行きかう人に「おはようさん」
後は無言のメッセージカードが心に届く
法然院の緑のトンネルを潜れば
新しい夏の白砂壇・・「なんの模様かしら?」
蝉しぐれ、境内の静けさ更に幽なり・・
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2017年 7月 の投稿一覧
散歩で出会った小さな野花たち
雨に打たれ、溶けそうな、消えそうな紫の花びら
小さな小さな瓶に
そ~と摘まんだ日々草も
精一杯の幸せ放ち
エノコロ草の陰に、咲いてた春の嫁菜
僅かな光求め、諦めず生きて、いきて
「えらいな~」
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Morning Glory 朝の栄光
夏の朝の栄光はやはり朝顔さん
露をしっかり受け留める寛容さに
そ~と一輪、桶に浸かってもらい
「気持ちいいですか?」
朝顔の種は奈良時代遣唐使により持ち帰られ
牽牛花と呼ばれ、中国では牛と交換されるほど高価なものだったそうです。
江戸時代第二のブームで色々な朝顔が売られたそうです。
この夏、ご近所さんのいろいろな顔をした朝顔を見るのが楽しみです。
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雪柳に恵みの露
散歩で出会いし恵みの露
ぼんやり脳に爽やかスカット
今朝ほどの曇った風が細い葉に
まだ覚めぬ夢、ふんわりのせて
絵筆でなぞりし紫いろの
縁取り涼やかトルコキキョウ
幼き頃のブラウス「提灯袖」の思い出が
母が踏む足ふみミシンの音までも・・
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暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。いつも拙いブログの拝読ありがとうございます。
蝉しぐれを聞きながら夏本番の到来
輝く太陽背に花たちに水のシャワー
一瞬の虹の光に人も花も希望を
路地の草たちも涼やかなみどりの風を
百日咲くというジニアの花より微笑を
これより迎える厳しい日々に
少しでも涼やかな野の花に・・
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千日草の可憐さに・・
暑い夏、夕暮れのそぞろ歩き
可憐な千日草があちこち向いて「今晩は」
涼しい風を求めてランタナも「今晩は」
縞葦が寄り添うように軽やかに揺れる
昼間の熱さもまだ土手に残り
小川の流れだけはいつもと同じ
「水は方の器、丸い器に随いて先を争わず」・・禅語より
「24日のミニ茶会、五人様で和やかな夏の午後のおもてなし」
ご参加ありがとうございました。
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朝露の美しさに・・
心に訴えてくる朝露に
何の邪心もない真実の現れ
芋の葉が揺れるたびに
「貴女はだいじょうぶですか?」
問われてハッと立ち止まる
恵みを与えてくれる稲穂にも
水晶のような露が「おはようさん」
猛暑で焼け気味の葉より
「今日もきばりや」黄色の花
地に這いながらわずかの風に揺れて
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一束298円のスーパーマーケットの花で
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑の中、特に外で働いている方に・・
只々頭が下がります。ご苦労様です。
しばらく間何の花も無かった部屋
少し贅沢な、涼しい気持ちに
白と薄いピンクの色合いは
滲み出るあせを優しく吸いあげてくれます
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緩衝材 プチプイチの花?
梅雨の晴れ間の風に堂々と揺れているエノコロ草
傍で暑さに負けじと可愛らしく、ピンクのもじずり草
お菓子みたいな丸い紫詰め草に
「どうして?この漢字?」
江戸時代、オランダとの貿易で、ガラス製品の緩衝材にこの草が詰めてあったとの事
想像の範囲で箱を開けた時の牧草の香りに浸り
ロマンチックに(、ビニールのプチプチ)を忘れ・・
ますますこの野花が愛しくなります
今日も最高に暑くなりそうです。気をつけて下さいね。
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儚い人生のような花
「九州の災害に心からお見舞い申しあげます」
緑豊かな山や川、家並みが一瞬にして
流木が木の葉のように流れる河川となり
泥水がすべての家を飲み込み
昨日の幸せはどこへ行ってしまったのでしょう?
シングレレッドの乙女のような二輪の槿
夕にはしぼんでしまうように
儚い人生のような花です。
すぐには、立ち上がれない
疲れた想い空気の中、明日への希望の花とは
とてもとても思えませんが、
今しばらくこの色合いにほっとしてください
「一日もはやく、畳の上で・・」
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