青い冬空と雲間に
冬のソナタの調べに
スローダンスを舞っている風花
じっと眺めつつ いつの間にか
自分も風花となって舞いっていた
カラーの西洋的な白と、
椿の日本的な赤のコントラストに
思わずふーと息をふきかけた
土曜の昼時の幸せタイムに
「ありがとう」
続きを読む
2015年 1月 の投稿一覧
ヒヤシンスの生けかえ
まだ頑張ってくれてる
Hyacinth
名前の由来を読んで少々グロテスク
大陽の神アポロンに愛された
美少年ヒュアキントスの額に
円盤が当たり、しんだ時
血に染まった草の中から
一本の花が咲いたのが
ヒヤシンスだったそうです。
今日は青いガラスの中に生け直し
別名 風信子と言われるように
しとやかな可愛らしさを
「お仕事お疲れ様でした。」
続きを読む
[我が運命は君の手に有り」という花言葉に驚いて
凍てつく森の中を歩いていると
氷柱のため息の出るような
芸術作品が目の前に並ぶ
僅かに耳にする清水の音
厳しい川の流れはやがて大河となり
我々身体の奥底に命を運ぶ
自然への畏敬に感謝しながら
深い薮椿の集まりに遭遇する
ため息が出るほど美しい赤の椿
花言葉のように「我が運命君の手に有り」
何千種類のある椿の中で
惚れこんでしまった椿
薮椿二輪の運命「つらら」の花入れの手にあり
続きを読む
紫香楽宮(しがらきぐう)跡のロマン
天平12年(745)聖武天皇は
一時平城京を抜け出し、この地しがらきに着き
とても気に入られ、ここに、「大仏造顕の詔」を出されました。
しかし、745年地震や不審な火事が起こり
又、平城京に落ち着いたそうです。
礎石の跡もあり、
結果的に素晴らしい大仏が東大寺に建立され
国も人も救われたようですが
いつの世も国を治められる方は
心休まる日がなかったでしょう
小高い山の寂し気な樹達の
ざわめきに似た葉音が
耳に残りました。
(冬の雨に濡れないようにして下さいね)
続きを読む
香りの花 ヒヤシンスを三角形の器に
信楽への途中
埃だらけのテント中
またまた埃だらけのこの器と
小さな急須を見つけ
五百円だった。
香りの女王、ヒヤシンスにお坐り頂いた
「器負けかな?」
空木のカーブした枝が「なかなか落ち着くよ」
急須が「私も気にいった?」
「もちろん、染付の梅が今の季節にぴったり」
今日のテイータイムはお煎茶で
人も物も全て 一期一会
連れて行ってくださった友に感謝です。
続きを読む
縦の線を誇らしそうに・・春を告げるゼンマイ
ゼンマイは日本全土にみられます。
女ゼンマイは太めで葉の表面がツルっとして
男センマイは巻いている葉の表面がざらついて
美味しいのは女ゼンマイで
男ゼンマイは胞子で子孫を残すだけだそうです・
きりっとした直線のゼンマイ
今日の寒さを吹き飛ばすように
誇らしげに春を待っています。
傍の柔らかい曲線の葉は
ゼンマイに何か言いたそうです。
チューリップとマーガレットも
ゼンマイに寄り添って
今日を生きてます。
日々メールのお陰で
色々な情報を頂き、
発信し感動し
そして、何よりも
平和につながるように
(今日の切迫したテレビの会見を観て、)
続きを読む
椿二輪 丹波立ち杭焼きの花入れに
日本六古窯 丹波 瀬戸 常滑 信楽 備前 越前
丹波立ち杭はその一つ、兵庫県にあります。
登り窯で珍しい左回転のロクロです。
自然に恵まれた環境で焼かれた素朴な
焼き物で、作者は市野信水さんです。
ウスピンクの曙椿が嬉しそうにしています。
今日も寒いですね。寒いお陰で花は元気です。
続きを読む
雪中花・・水仙の花 篭に盛りて
冷たい雪のふとんの下
春を待ちじっと耐え
暗い冬の空に向かって
一気に咲きだした水仙の花
冬の日本海を前に
荒波のしぶきの歌をきき
険しい越前岬にも
優しい季節花との出会いに
旅人はどんなに癒されるでしょう
「水仙は、福井県の県花です。」
続きを読む
6434人 阪神淡路大震災の死者へのレクイエム
早朝の一瞬にして
奪われた6434人の命に
この世の地獄に唖然とするばかりです
この日は涙と祈りで手を合わせ、
お花を ささげる事しかできませんね。
白い、マーガレット、チューリップ、涙をカスミ草で
花入れは白いピッチャーで水を一杯を
続きを読む
今日の女正月を若松で祝う
今日は、小正月、女正月、花正月です。
元旦の大正月に対しての呼び名
年末年始 女性は、掃除、料理、接待と
色々大変だったので、
その労をねぎらう日だそうです。
世の女性の方今日は自分の為に
花でも飾り、少しの癒しを
小豆粥でも口に運び、
本当に「お疲れ様でした」
続きを読む