2014年 8月 の投稿一覧

夏の思い出 ヨットと貝


014.jpg



洗いざらしの髪

  潮風に揺れ

     夢を小さなヨットに託し

            地平線をめざし

                 荒々しい波も

                    鼻歌交じりで帆をあやつり

日焼けした少年の 背中には

  アイビーの魂が絡まって

       何も恐れるものはなかった

         浜には貝が残り

            夏の思い出は終わりそうです。
         
            
      
アイビーの花言葉は 友情 friendship





続きを読む

ベルベットのようなトルコ桔梗


004.jpg

003.jpg

006.jpg


ガラス瓶と螺旋状の持ち手



遠いヨーロッパの丘の路で

錆びのある滑稽な鉄の持ち手を

ある時は、楽しい歌声を聴きながら

柔らかい少女の手で

時には哀しい吐息のまじった

汗臭い男の手で

いったい何人の心を運んだんだろう?

今は ベルベットのようなトルコ桔梗と

若い白い実の洋種山ゴボウに寄り添い

何もかも味わった 淡い水と

部屋の片隅に安堵している



テーブル隅に


013.jpg


トイレに


008.jpg

今日もありがとう。夏の疲れが少しとれました。


続きを読む

レモンの器で野菜をいける


002.jpg




野菜の活け花で栄養補給を

レモンの中みはジューサーに、外を自然の器に

葉は摘みたての水菜と、やや成長不足のお葱

横に咲いてた桔梗と、ルリマツリが

元気をくれました。



011.jpg

たねやさんの、蓮根餅で、ちょとテイータイムを



続きを読む

夕闇のステージよりきこえる虫の生演奏に野花もうっとり・・・



虫籠に




008.jpg005.jpg


 夕闇のステージより始まる、虫の生演奏に
   
  ゆっくりと、心安らぐこの時を「 ありがたい」と思います。

      忙しい時代はこんな余裕もなかった。

        小林一茶  「こおろぎの ころころひとの わらいかな」


ふだん見向きもされないですが。雄日芝(オヒシバ)の葉。

アップのは、「へくそかずら」といやな名前で呼ばれていますが、

素敵な名前がありますよ。サオトメ花、又は、やいと花

小さな花弁をひっくり返して皮膚にのせると

お灸のヤイトに似てるからだそうです。

私も月に一度お世話になっており、より親しみが増しました。

一番上の花は、河原ナデシコですが、(写真の腕がまだまだですみません)

009.jpg

三輪咲いています。

器は葡萄柄の清水焼です。



        

続きを読む

出西ブルーの器に惚れました。一輪のバラ


出西(しゅっせい)ブルーの器


003.jpg


知人から頂き、手にしたときから

{遠い懐かしい人}に会ったような感覚を覚え

ほれぼれし、日々愛用してます。


島根県の出生窯は、1947年、柳宗悦の「民芸運動」に共鳴し、

バーナードリーチ、河井寛次朗らの指導を受けこの地方

独自の藍色を追求された窯です。

今日は一輪のバラにお座りいただきました。

今の空のように晴れやかな気持ちにさせてくれます。

ありがとうございました。





続きを読む

降り続く雨の後に咲く 白い花 レインリリーと薄紫のプチロータスジョイに



004.jpg

緑の 素馨に   白い花 レインリリー(珠すだれ) 

雨の後一斉に咲きますので、この名前だそうです。

花言葉は「期待」 降り続く雨の後の虹を期待したいですが・・


薄紫の綿毛のような気持ち良さそうな花は、プチロータスジョイ

初秋の切ない喜びを伝えてるようです。

どうか災害のなきように祈ります。





続きを読む

地蔵盆信仰・・・無形文化遺産の選定に向け審査中・・・?


生憎の雨ですが、あちらこちらの町内において

御地蔵さまの周りは色々な御供え物

子供たちの名前を記した赤い提灯がぶら下がり

御坊さんの読経が聞こえ、

賑やかな地蔵盆が行われていることでしょう。

江戸初期からの記録があるそうです。

子供たちの、健やかな成長を願うばかりです。

しかし、

町内のお役の方々のご苦労や、協力が有ればこその伝統行事です。

本当に、お疲れ様です。





009.jpg

まだ青いこどもの鬼灯です。





続きを読む

報われない努力?薮茗荷さんとメドーセージさん


005.jpg

薮茗荷は葉が茗荷に似ているので、この名の由来い

しかし、ショウガ科ではなく、ツユクサ科なのが面白いです。

楚々とした鈍い白の花と実をつけ

日蔭の咲いても地味な存在感があり

好きな花のひとつです。

花ことばが「報われない努力」

何事も無心にということでしょうか?


深い濃い青と黒い額のメドーセージが

力強さをそえてくれます。

この花は友人の素敵な庭の花です。

快く、くださる人の優しい心も

花とともに、活けさせていただいてます。

本当にありがとうございます。

ガラスの花器さんもお疲れさまでした。

来年もお会い出来ればいいのですが・・・

自然も含め色々ありましたこの夏に

も一つの花ことば「苦しみを和らげる」に

ほっとします。

続きを読む

小さな籠の花入れごと残暑のお見舞いに・・・


朝露のきんとん

014.jpg


日々、台風の被害の報道に心痛みますね。

魔力のごとく 家や木を倒し、

あっという間に、昨日の日常がない



「平常心是道」・・びょうじょうしんぜどう・・

何もなかったごとく過ぎていく 

普通の積み重ねの大切さを、教えてくれてるのでしょう


006.jpg


赤まんま、幼き頃、おままごとで御世話になった草花、

ペチュニアの小さい花、鉢植えよりの花ですが

御世話になった方に、このまま残暑のお見舞いに・・・








続きを読む