2017年 10月 の投稿一覧

名残りの野花たち・・

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豪雨に打たれ、地面にはいつくばり

花の色あせながらも紫を誇り

最後の々まで生きっている

人の命と重なり

十月、神無月の最後の花にふさわしいと

紫苑(しおん)を煤竹の籠に






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嵐の後の静けさ・・

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恐ろしい自然の荒れ狂う「動」が過ぎ去った

無限の空の色紙に

墨がにじんだような、「静」が描かれている

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地上には、美しい白鷺が何かを探し

何気ない朝を迎えられた事に「感謝」

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庭の花も倒れながらも、最後の美を飾ってくれ



皆さんの被害のないことを、お祈りいたします。







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手渡された花みやげ・・

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「渡されし  紫式部 寂しき実」  星野立子

雨に濡れ、紫の実が一段と輝き

やはり日本人の心に溶け込む花

思い出の秘話など語りたくなるような

長い秋の夜長には、主役の花

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暖かいコーヒー、カズオ イシグロの本と共に・・・





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フジバカマに舞う妖艶なアサギマダラ

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小糠(こぬか)雨が降りそそぐ藤袴の花

一匹のあさきまだらが一休み

美しいステンドグラスのような羽を休め

万葉の薄紫の色合いがよく似合う蝶

秋の七草の控えめな花にもそろそろ別れの時でしょうか?



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心を見透かされる、露花・・

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秋時雨の静かな雨音,障子の和紙に溶けていく、

釜から聴こえる、松風の音に深まる秋を思う

障子を開ければ、

名残りの萩の葉に宝石のような露が咲き乱れている

「嘘はつけない」



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繊細な糸ススキ、シュウメイ菊の白さは、穢れなき白

名残りは数種類の野花を寄せて・・



「急に寒くなり、今夜から冬布団で暖かくお休みください、・・」



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秋の花便り・・

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可愛い、茶色の帽子を被った吾亦紅、

尾花、フジバカマ、嫁菜、黄華コスモス

玄関に配達された、秋だより

リビングのワンちゃんの声も、軽やかに

人も、自然も、動物も、等しく秋の匂いを素直に感じ

「心」が優しくなる、そんな季節にほっこりします





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赤い実の訪れ・・

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少し汗ばむほどの秋の朝

見上げる先の高い々紺碧の空

鳶の囀りも歌となり雲間を通り抜け天に

花水木の赤い実、葉陰にびっしり隠れ、

柔らかい陽を一杯抱きながら

我が家にやってきた秋の訪問者

「今年も、ようこそ、」

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赤い月に・・

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昔々、インドに食べ物を乞う老人がいたそうな、

猿は山に行き木の実を、狐は川で魚を、老人の為に

しかし、兎は一生懸命探しましたが、何もなく、

「私を食べて下さい」と火の中に自分自身を捧げました、

老人は兎を憐み、月の中に蘇らせたそうな・・インドのお話より

秋の月は神や仏のように崇めたくなります、

神秘的な今宵の月に兎の寂しい祈りを感じます

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今は紫式部の紫が美しい季節


急に肌寒くなってきました、暖かいお布団でお休みください、

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時が止まった時計草・・

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庭の時計草、この夏一杯楽しませてくれて

もう終わりだろうと、葉や茎を整理しながら、

秋時雨に濡れた葉の陰に、最後の一輪が・・

何か胸騒ぎを感じながら、余りにきれいなので備前の皿に浮かべ

何時間後、親しい人の訃報の報せ・・

真の命の針が止まってしまった・・

この花は、クルスとも呼ばれ、静かに「天」に召される事を祈り

優しい人であった彼女にふるさとの柿を・・

「いままで、ありがとうございました」



 

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