三月の終わりの日
以前に日本赤軍のハイジャックがありました
あの人たちはどうして?
問うてみても今も変わらないかも
テロとか戦争とか、なぜか宇宙空間にまで
不安に限りがない
今日一日大きな事件がないように
三月の終わりを迎えたい
丸い銀の小宇宙に
この冬楽しませてくれたサザンカと小菊
これから芽吹くラベンダーに
小さな器で仲良くおしゃべりを
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2015年 3月 の投稿一覧
ボケないように、今日は白色の木瓜の花を
春を通り過ぎたような
陽気な陽ざしに誘われ
小さな鉢植えにも黄色の花が
「今日は」と
忘れ物が多いこの頃
歳だといい訳はやめて
自分の戒めのために
今日も白色の木瓜の花のお出まし
クロロフィルが葉や茎を通り
薄きみどり色のベールがかかり
鋭い棘(とげ)など忘れてしまう程に
愛しい花、小さな蕾
小粒な蕾も
明日への小さな希望です
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更紗木瓜(さらさぼけ)の東洋的魅力・・
花曇りの気配が
あちらにもこちらにも
更紗木瓜にも漂う
アイボリー色の花弁を
ほんの僅か紅に染め
なんという東洋的な美しさ
花言葉は「妖精の火」
椿に妖精の火と託し
唐津焼の花入れに
思惑どうりの落ち着きを感じ
今日も花と対話に
「ありがとう」
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上を向いて いけてあげたいのです・・レンテンローズさん
別名、雪おこしという名を持つ花
雪の降ったときは、
花を守ろうと葉は硬く広げ
つぼみは雪をおこし、頑張り
春の空気と陽ざしで、雪は融け
花壇はいっきにざわめきます。
でも、上を向いて美しい花の姿をみたいのです。
美しい芯の力強さに見惚れます
花言葉は「慰め」
今日はじゅうぶん慰めてもらいました
キリスト教のレント(受難節)イースターまでの40日間咲くので・・
レンテンローズという名前だそうです。
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「がんばらなくていいんだよ」雪柳の歌詞に・・
厳しい寒い冬は
終わったはずなのに
土肌荒れし片隅に
粉雪のような、花を群れにして
花冷えの風にも揺れて
翻って、踊ってる
「頑張らなくていいんだよ」
紅い、緋のボケの枝がささやいた
この緋の色の鮮やかさに
暖炉のような暖かさをもらう
どこからか流れてくる
「雪やなぎの歌」
「くれぐれも、風邪をひかないように
してくださいね。」
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仏への祈りをこめて
祈りをこめて花に託し
水仙は盛りを終えても
尚、西にむかいて咲き
葉は悲しみにも逢い
雪折れ葉にもなり
やがて、静かな浄土に眠りにつく
人も植物も輪廻になりと
この彼岸において
・・しずかに合掌したい
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「神からの贈り物」の意味の黄色のジュスミン
「神からの贈り物」の意味らしい・・そうですか?
You are cheerful and graceful ・・納得。
「官能的」・・なるほど。そんな風にいけてみました。
フィリッピンとインドネシアの国花・・納得
黄色の花はとにかく元気が出ます。
香りもいただいて尚、元気に
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「控えめな美」という花言葉の椿
乙女椿の花言葉は
「控えめな美」と「完璧な愛」
バラのような容姿なのに・・控えめで咲いてるからかしら?
通りすぎてから、振り返り
薄黄緑の葉にかくれた
仄かなピンク色の乙女に、
なぜか微笑み返したくなる
私には、彼岸を知らせてくれる
花の使者のような気がしてならない
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猫柳とミニカーネーションをいけ方をかえて
名前もわからない葉に
助けられ今朝も花と遊び
風まかせのタンポポの穂の流れに
猫柳のねこのしっぽも
チョロチョロ振っているのかも
猫柳の花言葉「報われる努力」
柳は水がなくても根がはえる
凄い努力を惜しまないのかも
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菜種梅雨(なたねつゆ)にぬれて芳し沈丁花
菜種つゆに濡れて 散る 沈丁花
小さき門の傍らに微笑んでる 沈丁花
目を閉じて 尚 芳し香る 沈丁花
季節忘れず めぐる 沈丁花
今年も「ありがとう」 沈丁花
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