「君がため 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ」 光孝天皇
ペンペン草、仏の座 蔓桔梗の若菜を
どんな方のために摘まれたのでしょう
衣に雪が降りかかる風景を想像して
この絵は春に雪が舞いっています
土筆や、すみれも摘まれたのでしょうか?
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2015年 3月 の投稿一覧
旅たちの日に・・青柳を
ガラス製の氷柱の花入れに
新芽の青柳の仲間が
情熱の学び舎で学んだ友に
別れを惜しんで心赴くままに、手を振り
再び 出会える日の思いを
赤い椿に託して・・
青柳の木は、よく 港や、川岸の傍に植えられています。
旅だった人が無事に帰るようにという、
ひと枝を輪に結ぶのもその意味だそうです。
世間では、色々な卒業式が行われています。
旅立ちは又新しい出会いでも有ります
「 いい出会いが有りますように」
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思い出を求めて かごにマーガレットを摘み
遠ーい昔 ペダルをこいでいた
こんな春の陽ざしに
鳥の声も微かに聴こえ
風の色も空の色も
軽やかなブルーだった
少女の心は少し濃いブルーだった
ペダルを止め、土手に寝転んだ
遠ーいところで、人の声も聞こえる
哀しい、辛い物語も
ページをめくっていかなければ
ゆっくりでもめくっていけば
いつか、
草と小さなマーガレットの花のページに
出会えると、
信じていた少年や少女の時代が
誰にでも有ったはず
、
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雅な白椿と椿餅
今朝、開いた花弁と対面して
なんと清楚な花弁だこと
今までに出会ったことのない
薄緑の一筆がさらりと
椿の名前を調べましたが
はっきりとわかりませんので
(すみません)
椿餅・・日本で初めての和菓子
平安時代、源氏物語の若菜のところに
貴族が蹴マリをされた後に、
配られた、和菓子だそうです。
椿の葉を使うとは
日本人の知恵といきな心が
現れてると思いますね。
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お水取り限定の和菓子・・糊(のり)こぼし
お水取りの時だけ売られる「、糊こぼし」
お水取りの間、須弥壇に飾られる
糊こぼしという椿は蓮行僧が紙で作ります。
本来糊こぼしと言う椿はないそうですが
こんな椿かと想像してます。
枯れ葉は永久の祈りの、
ろうそくの意味合いで生けさして頂きました
器は、奈良の地に眠っていた須恵器です。
帰りに可愛い鹿が見送ってくれました。
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二月堂のお水とり 二月堂のお水取りに、乱舞いする火の花
昨夜に深夜に行われたお水取り
752年から途絶えることなく
十一面観音に人々の罪を懺悔し
五穀豊穣、平和を願う仏の法要
この籠松明に
念仏の火が移り
蓮行僧が走る、走る
声明が響く、
闇夜は火の花が、舞う、舞う
松明の火が飛ぶ、飛ぶ
仰げば、無数の星の宝石が
今宵も変わることなく輝き
、 火の花と、人々の歓声と
この天平の仏が宿った
オーケストラに
日本の平和を感謝したい
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越後のゆき椿は三度楽しめそう
日本列島は又もや雪便り
越後の雪椿も待ちこがれ
芯から冷える土より
咲いてくれました
名のとうり雪を待ち焦がれていたのでしょうか?
しばらくすると
花芯から又小さな花弁が
覗き出して、二度楽しませてくれて
ワイングラスの吐く息も
ますます白く、透明になり
こんなお酒と、お友達となるのでは
雪がしんしんと降り
美しい雪椿が咲いている越後に
いつか行ってみたいと
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侘びと数奇の椿に遊ぶ
友人が育てられた
お雛様のような気品漂う
落ち着いた赤の椿
惜しげもなく手折って
侘びと数奇で・・わびすけになった由来も納得
散った梅の花弁も添えて
わびの空間と遊ぶ
寒い春空にも、雲のわびすけ椿が咲いていました。
お出かけは、暖かくして
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春告げ鳥が訪れる梅と茶畑
春告げ鳥はうぐいすの事です
今頃 野山では
春の よろこびを
梅や茶畑の合間に
身を隠しながら
尾を揺るがしながら
歌っていることでしょう。
やはり、梅の香りがお好みなのでしょうね。
内藤丈草の俳句より
うぐいすや 茶の木畑の 朝月夜
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今日は女性にミモザの花を プレゼント♪
若い女性に
シニアの女性に
きのうの春雨の湿りが
空気や草木に、のこり
空はジョヨウブルーに輝いて
明るい春の今日は「ミモザの日」よ
イタリヤでは男性が女性にプレゼントするの
母でも祖母でも誰でもいいの
日ごろの感謝を込めて
そして
今日は女性は家事もしなくていいの
せめて、このブログを見てくださる女性に
ミモザの花をどうぞ
「いつも、いろいろありがとう」
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