北野神社の散策、夕方なのか
以外に人は少なかった
凍てつく空気を頬に感じ
優しい紅梅の香りが漂ってきて
春はもう隣りなんだ
節分の豆のお茶と、福豆の和菓子で
今年の健康を祈りつつ、いただきます。
続きを読む
厄除け 焙烙(ほうろく)に春の訪れ
京都の壬生寺では
素焼きの焙烙に
厄除けの色々の言葉を
墨で書き奉納します。
黄色のチューリップで
春の訪れに感謝して
続きを読む
後藤さんに捧げる涅槃雪の花
先ほどのニュースに
言葉にならない憤りと哀しさ
涙だけが正直に流れる
どんなに苦しかったでしょう。
どんなに悔しかったでしょう。
唯「平和」を願ってただけなのに
今朝からの、涅槃雪は 彼への祈りでしょうか
続きを読む
パスタのお皿も立派な花入れに
青い冬空と雲間に
冬のソナタの調べに
スローダンスを舞っている風花
じっと眺めつつ いつの間にか
自分も風花となって舞いっていた
カラーの西洋的な白と、
椿の日本的な赤のコントラストに
思わずふーと息をふきかけた
土曜の昼時の幸せタイムに
「ありがとう」
続きを読む
ヒヤシンスの生けかえ
まだ頑張ってくれてる
Hyacinth
名前の由来を読んで少々グロテスク
大陽の神アポロンに愛された
美少年ヒュアキントスの額に
円盤が当たり、しんだ時
血に染まった草の中から
一本の花が咲いたのが
ヒヤシンスだったそうです。
今日は青いガラスの中に生け直し
別名 風信子と言われるように
しとやかな可愛らしさを
「お仕事お疲れ様でした。」
続きを読む
[我が運命は君の手に有り」という花言葉に驚いて
凍てつく森の中を歩いていると
氷柱のため息の出るような
芸術作品が目の前に並ぶ
僅かに耳にする清水の音
厳しい川の流れはやがて大河となり
我々身体の奥底に命を運ぶ
自然への畏敬に感謝しながら
深い薮椿の集まりに遭遇する
ため息が出るほど美しい赤の椿
花言葉のように「我が運命君の手に有り」
何千種類のある椿の中で
惚れこんでしまった椿
薮椿二輪の運命「つらら」の花入れの手にあり
続きを読む
紫香楽宮(しがらきぐう)跡のロマン
天平12年(745)聖武天皇は
一時平城京を抜け出し、この地しがらきに着き
とても気に入られ、ここに、「大仏造顕の詔」を出されました。
しかし、745年地震や不審な火事が起こり
又、平城京に落ち着いたそうです。
礎石の跡もあり、
結果的に素晴らしい大仏が東大寺に建立され
国も人も救われたようですが
いつの世も国を治められる方は
心休まる日がなかったでしょう
小高い山の寂し気な樹達の
ざわめきに似た葉音が
耳に残りました。
(冬の雨に濡れないようにして下さいね)
続きを読む
香りの花 ヒヤシンスを三角形の器に
信楽への途中
埃だらけのテント中
またまた埃だらけのこの器と
小さな急須を見つけ
五百円だった。
香りの女王、ヒヤシンスにお坐り頂いた
「器負けかな?」
空木のカーブした枝が「なかなか落ち着くよ」
急須が「私も気にいった?」
「もちろん、染付の梅が今の季節にぴったり」
今日のテイータイムはお煎茶で
人も物も全て 一期一会
連れて行ってくださった友に感謝です。
続きを読む
縦の線を誇らしそうに・・春を告げるゼンマイ
ゼンマイは日本全土にみられます。
女ゼンマイは太めで葉の表面がツルっとして
男センマイは巻いている葉の表面がざらついて
美味しいのは女ゼンマイで
男ゼンマイは胞子で子孫を残すだけだそうです・
きりっとした直線のゼンマイ
今日の寒さを吹き飛ばすように
誇らしげに春を待っています。
傍の柔らかい曲線の葉は
ゼンマイに何か言いたそうです。
チューリップとマーガレットも
ゼンマイに寄り添って
今日を生きてます。
日々メールのお陰で
色々な情報を頂き、
発信し感動し
そして、何よりも
平和につながるように
(今日の切迫したテレビの会見を観て、)
続きを読む
椿二輪 丹波立ち杭焼きの花入れに
日本六古窯 丹波 瀬戸 常滑 信楽 備前 越前
丹波立ち杭はその一つ、兵庫県にあります。
登り窯で珍しい左回転のロクロです。
自然に恵まれた環境で焼かれた素朴な
焼き物で、作者は市野信水さんです。
ウスピンクの曙椿が嬉しそうにしています。
今日も寒いですね。寒いお陰で花は元気です。
続きを読む