別名、雪おこしという名を持つ花
雪の降ったときは、
花を守ろうと葉は硬く広げ
つぼみは雪をおこし、頑張り
春の空気と陽ざしで、雪は融け
花壇はいっきにざわめきます。
でも、上を向いて美しい花の姿をみたいのです。
美しい芯の力強さに見惚れます
花言葉は「慰め」
今日はじゅうぶん慰めてもらいました
キリスト教のレント(受難節)イースターまでの40日間咲くので・・
レンテンローズという名前だそうです。
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「がんばらなくていいんだよ」雪柳の歌詞に・・
厳しい寒い冬は
終わったはずなのに
土肌荒れし片隅に
粉雪のような、花を群れにして
花冷えの風にも揺れて
翻って、踊ってる
「頑張らなくていいんだよ」
紅い、緋のボケの枝がささやいた
この緋の色の鮮やかさに
暖炉のような暖かさをもらう
どこからか流れてくる
「雪やなぎの歌」
「くれぐれも、風邪をひかないように
してくださいね。」
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仏への祈りをこめて
祈りをこめて花に託し
水仙は盛りを終えても
尚、西にむかいて咲き
葉は悲しみにも逢い
雪折れ葉にもなり
やがて、静かな浄土に眠りにつく
人も植物も輪廻になりと
この彼岸において
・・しずかに合掌したい
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「神からの贈り物」の意味の黄色のジュスミン
「神からの贈り物」の意味らしい・・そうですか?
You are cheerful and graceful ・・納得。
「官能的」・・なるほど。そんな風にいけてみました。
フィリッピンとインドネシアの国花・・納得
黄色の花はとにかく元気が出ます。
香りもいただいて尚、元気に
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「控えめな美」という花言葉の椿
乙女椿の花言葉は
「控えめな美」と「完璧な愛」
バラのような容姿なのに・・控えめで咲いてるからかしら?
通りすぎてから、振り返り
薄黄緑の葉にかくれた
仄かなピンク色の乙女に、
なぜか微笑み返したくなる
私には、彼岸を知らせてくれる
花の使者のような気がしてならない
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猫柳とミニカーネーションをいけ方をかえて
名前もわからない葉に
助けられ今朝も花と遊び
風まかせのタンポポの穂の流れに
猫柳のねこのしっぽも
チョロチョロ振っているのかも
猫柳の花言葉「報われる努力」
柳は水がなくても根がはえる
凄い努力を惜しまないのかも
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菜種梅雨(なたねつゆ)にぬれて芳し沈丁花
菜種つゆに濡れて 散る 沈丁花
小さき門の傍らに微笑んでる 沈丁花
目を閉じて 尚 芳し香る 沈丁花
季節忘れず めぐる 沈丁花
今年も「ありがとう」 沈丁花
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春の野に出でて 若菜摘む・・
「君がため 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ」 光孝天皇
ペンペン草、仏の座 蔓桔梗の若菜を
どんな方のために摘まれたのでしょう
衣に雪が降りかかる風景を想像して
この絵は春に雪が舞いっています
土筆や、すみれも摘まれたのでしょうか?
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旅たちの日に・・青柳を
ガラス製の氷柱の花入れに
新芽の青柳の仲間が
情熱の学び舎で学んだ友に
別れを惜しんで心赴くままに、手を振り
再び 出会える日の思いを
赤い椿に託して・・
青柳の木は、よく 港や、川岸の傍に植えられています。
旅だった人が無事に帰るようにという、
ひと枝を輪に結ぶのもその意味だそうです。
世間では、色々な卒業式が行われています。
旅立ちは又新しい出会いでも有ります
「 いい出会いが有りますように」
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思い出を求めて かごにマーガレットを摘み
遠ーい昔 ペダルをこいでいた
こんな春の陽ざしに
鳥の声も微かに聴こえ
風の色も空の色も
軽やかなブルーだった
少女の心は少し濃いブルーだった
ペダルを止め、土手に寝転んだ
遠ーいところで、人の声も聞こえる
哀しい、辛い物語も
ページをめくっていかなければ
ゆっくりでもめくっていけば
いつか、
草と小さなマーガレットの花のページに
出会えると、
信じていた少年や少女の時代が
誰にでも有ったはず
、
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