今宵はシューベルトの子守歌を
小さな声で口ずさんでください。
誰もが愛しい母がいたはず
古い 古いセピア色の
思い出のページのどこかに
「近藤朔風訳詞」 Wiegenlied Schubert
ねーむれ、ねーむれ めぐしーわーらーべ はーはーぎみに
いーだーかーれーつー、こーこちーよき うーたごえーに
むーすーばーずや うーまーしーゆーめ
一枚の美しい桃色の葉が、
赤い実を優しく抱いています。
心安らかに・・おやすみください。