ヒミツの隠れた茂み
赤い宝石が朝の雨に濡れ
小粒ながら誇らしげに
何も疑わない幼子の様に
竹かごに、戯れて・・・
今日という日に、感謝して・・
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形見草・・いじらしい河原撫子
平安時代、「真伝抄」より
昔、大和の国に撫子の花をとても愛して育てていた
子供がいました。所がその子供が病気で他界し
悲しみにくれる親は、撫子を形見草と言う名前に。
「来てみれば、亡き世の人の形見草、
いくどわれは袖ぬらすらむ」と詠まれた
70年ほど前、広島の河原にも、可憐な撫子が咲き乱れていたでしょう。
オバマ大統領の広島での演説の言葉と被爆者とのハグに涙が流れ、
苦しんで亡くなられた人たちが形見草となり、咲き乱れる様を想像して
「爽やかなレモン水をどうぞ」・・・そんな朝を迎えて・・
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久しぶりの雨のあじさい・・
静かな寝息のメロデイー
うす暗い空より降る雨
渇ききった地面を麗し
姫小判草の雨に濡れたあじさい
トルコブルーの器にそろそろ
お目覚めのようです
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友と遊ぶ野花とコーヒータイム
薄曇りのベールの空
友との川べりの散策
川水の瀬音も耳に心地よく
友が遊んで生けてくださった
いつも、ブログを観てくださり
花こころも、通じた様な作品に
(オーチャードグラス、赤花夕化粧、酸い葉、
いつも見過ごされる、ハルジオン)
コーヒーの香りに
赤花夕化粧草も加わり
より一層美味しいテイータイムに・・
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神秘的な斑入り花あやめ
紫水晶のような神秘な色
心の奥底に潜む孤独感
美しい斑入り(ふいり)の葉に支えられ
優しい河原なでしこの思いやりに
今日という新しいひめくりに
心から感謝して、
飴にも可愛く表現される
愛しい日本人の心の花のような気がします。
「友人が大切に育てられ、遠い処持ってきてくださいました。
ありがとうございます。」
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目覚めの花サラダ
静かな時がはじまる
人々の吐息もクレシェンドに
やがて目覚めが訪れ・・
どうぞ、目覚めの花サラダを
ほんのひとときの安らぎを・・
今日も太陽が元気です。水筒をお忘れなく・・
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野イチゴに恋して
茂る葉に隠れるように
「おはようさん」
頬を薄桃色に染めし
野イチゴの花に恋して
一杯のモーニングテイーに
「ありがとう」
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野蒜(のびる)とミニカーネーションとのテイータイム
朝からノビルの坊やが自由気ままに
手足を伸ばし背伸びしてる
そこへ、控えめなミニカーネーションが
寄り添い、楽しそうに、
朝のテーイタイム
ヨーグルトに苺とブルーベリーに
抹茶ミルクで・・
今日も暑くなりそうです。お出かけには、水筒を・・
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朝露をかごに映して
さつきの朝露のかがやきを
白い小さな花ひとつひとつに映して(ときわ露草)
陽が昇れば消えてしまう
ウスピンクの赤花夕化粧草も
日が山に隠れる頃には萎れ
小判草と一枚の絡まる葉にも
小さな幸せいっぱい籠に残して
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吹毛の剣・・三寸あやめ
アヤメの葉は名剣のように鋭い
このような葉を吹毛にたとえられる。
吹きかけた毛をも断ち切る刀
常に切れ味を失わぬように磨く
何事においても日頃心身ともに
ゆっくり磨こうという気持ちで
今日の暑さにはガラスですっきりと
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