ティータイム

兎たちとゆっくり味わう今宵の月


五人の兎たち


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 この頃は地球より色々な探検とかで

     月も少しにぎやかになりつつあり

       神々しいまでに美しい月を

         今宵はこちら(地球)から眺めたいです

            

兎 杵(きね)の花入れ


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瑠璃色の兎きねの花入れに

   か細い芒、二りんの高砂ゆり、羽衣ジャスミン

     数年前の今宵、月に逝かれた人のために

       白い花束をそーと捧げます。


壷中日月長し「こちゅうじつげつながし」


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掛け軸には 家 の左に壷中日月長しという禅語が書かれています。

中国の後漢書から・・薬売りの老人が夕方になると壺の中に入り身を隠す。

壺の中は(仙人の住む世界)で、日月長し(一日中あくせずせずゆったり)

今宵は 一度壺の中に入り、日月長しと ゆっくりどうぞ







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銀色の尾花が対で・・


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キラキラと銀色に輝いた美しい芒の穂。

もし、今宵 月が出ていたら 

もっと銀色が増すでしょうに、

女郎花。吾亦紅。竜胆。コスモス

手桶の水際で秋が始まりました。







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ノウゼンカズラがゆっくりと空に



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今日も秋曇り

  萎れ気味の心に

     オレンジの水を吸い込んで

        ゆっくり高い空に、空に・・


ノウゼンカズラの和名は凌しょう花といい、

秀吉の時代に渡来したものらしい、

凌はしのぐ、しょうは空という意味で

天を凌ぐほど高く昇る花らしいです。



         



    


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巾着草? 


黄色の巾着草とかすみ草




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九月初めのグレーの空に

  明るい色を塗りたくて

     黄色の仲間を

         パレットに描きました

            ユニークな姿の巾着草に

                何が入っているのかしら?

                  

                     

                       

              
   

  

  

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秋風と鈴虫


秋風

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数日前までの残暑の風は何処に吹いて行かれたのでしょう

心地よい初秋の風が耳もとで

「今年の夏は殊のほか厳しい暑さでしたね」

っと囁き行ってしまいました。


鈴虫


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昔、この虫籠に鈴虫をいれ栓をし、虫の音を聴いていたそうです。

ゆっくりと時間が流れていた時代だったのでしょう。

金水引の野花です。

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夏の思い出 ヨットと貝


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洗いざらしの髪

  潮風に揺れ

     夢を小さなヨットに託し

            地平線をめざし

                 荒々しい波も

                    鼻歌交じりで帆をあやつり

日焼けした少年の 背中には

  アイビーの魂が絡まって

       何も恐れるものはなかった

         浜には貝が残り

            夏の思い出は終わりそうです。
         
            
      
アイビーの花言葉は 友情 friendship





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ベルベットのようなトルコ桔梗


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ガラス瓶と螺旋状の持ち手



遠いヨーロッパの丘の路で

錆びのある滑稽な鉄の持ち手を

ある時は、楽しい歌声を聴きながら

柔らかい少女の手で

時には哀しい吐息のまじった

汗臭い男の手で

いったい何人の心を運んだんだろう?

今は ベルベットのようなトルコ桔梗と

若い白い実の洋種山ゴボウに寄り添い

何もかも味わった 淡い水と

部屋の片隅に安堵している



テーブル隅に


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トイレに


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今日もありがとう。夏の疲れが少しとれました。


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レモンの器で野菜をいける


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野菜の活け花で栄養補給を

レモンの中みはジューサーに、外を自然の器に

葉は摘みたての水菜と、やや成長不足のお葱

横に咲いてた桔梗と、ルリマツリが

元気をくれました。



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たねやさんの、蓮根餅で、ちょとテイータイムを



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夕闇のステージよりきこえる虫の生演奏に野花もうっとり・・・



虫籠に




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 夕闇のステージより始まる、虫の生演奏に
   
  ゆっくりと、心安らぐこの時を「 ありがたい」と思います。

      忙しい時代はこんな余裕もなかった。

        小林一茶  「こおろぎの ころころひとの わらいかな」


ふだん見向きもされないですが。雄日芝(オヒシバ)の葉。

アップのは、「へくそかずら」といやな名前で呼ばれていますが、

素敵な名前がありますよ。サオトメ花、又は、やいと花

小さな花弁をひっくり返して皮膚にのせると

お灸のヤイトに似てるからだそうです。

私も月に一度お世話になっており、より親しみが増しました。

一番上の花は、河原ナデシコですが、(写真の腕がまだまだですみません)

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三輪咲いています。

器は葡萄柄の清水焼です。



        

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出西ブルーの器に惚れました。一輪のバラ


出西(しゅっせい)ブルーの器


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知人から頂き、手にしたときから

{遠い懐かしい人}に会ったような感覚を覚え

ほれぼれし、日々愛用してます。


島根県の出生窯は、1947年、柳宗悦の「民芸運動」に共鳴し、

バーナードリーチ、河井寛次朗らの指導を受けこの地方

独自の藍色を追求された窯です。

今日は一輪のバラにお座りいただきました。

今の空のように晴れやかな気持ちにさせてくれます。

ありがとうございました。





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