秋野に咲く花たちにも
寒露の訪れを静かに受け入れ
風の流れにそって落ちる露に
心を残しつつもう少し
華やいでいたいと
語りあっている今宵です。
芒 犬蓼 八重の秋明菊 水引草 藤袴 浜菊
今夜は少し冷えが感じられます。暖かくしてください。
続きを読む
ティータイム
武蔵野に想像以上の野分
何処までも続く武蔵野に
今宵は自然の脅威を
音とともに見せつけています。
無事日本列島をスルーしてくれますように
続きを読む
蓑虫と菊芋の花
生まれたばかりの蓑虫の幼虫は、
外に出て糸を伸ばし風に揺られ
新しい枝や葉をかじり糸をつずり合わせ
小さな蓑をつくり、夜 出歩く時も
蓑をぶら下げたまま、カキ、ミカン、チャを食べるそうです。
虫の自立には 畏敬の念を感じます。
今は希少野生生物の絶滅危惧に指定されてるそうです。
秋風に乗って揺れている蓑虫を想像して
きくいものイエローが夏の思い出を
輝かせてくれそうです。
今日の空は爽やかな風の キャンバスです。
台風予報を耳にして
、芋嵐が吹かないことを祈って
続きを読む
こぼれ萩に哀愁を
山上憶良の 「秋の野に咲きたる花を
指折り数ふれば 七草の花 萩の花 尾花 葛花
撫子の花 女郎花 藤袴 朝顔(桔梗)の花」
萩は平安の貴婦人のような雰囲気をもち。
心はこの流線のようにタオヤカです。
秋の七草では最初に数えますが、
今日で最後の花となり
無事、秋の七草は終えました。
こぼれ萩に哀愁をおぼえ
こぼれても なお、愛おしい華です。
続きを読む
可愛がって頂いたお庭から・浜菊
可愛がって育てて頂いたお庭から
この篭に御嫁にきました。
秋雨の日に真白い笑顔を届けます。
ありがとうございます。
続きを読む
大徳寺 孤蓬庵にて
小堀遠州は近江長浜の出身、
美しい琵琶湖の近江八景と
遠近法デザインのお庭は
目にもこころにも
優しい日本画を、鑑賞してるようです
さすがの綺麗さびの、遠州さまです。
憧れの この景色を
畳の上に坐して眺められ、
遠州のデザインとおしゃれ感覚に
感動しました。
この寄せ灯篭は
中国、韓国、インドの石を寄せたもの。
心憎いですね。
障子に映る夕日と
その下より流れ込む
古の風を目の奥に想像しながら
門を後にしました。
( まだ まだ並んでいらっしゃる人たち)
続きを読む
辰砂(しんしゃ)の花入れに、プチロータスジョイの花
辰砂とは この鉱物が中国の辰州に多く産出したことから名ずけられました。
日本では弥生時代に産出され、古墳の内壁などに使われていました。
押印の朱肉にも使われました。
陶芸で辰砂というのは、
基礎釉に銅を添加し、還元焼成で朱紅色に発色するため
このような美しい色になります。
同系色のこのふわふわな花が
似あいそうな気がしました。
続きを読む
菊の被綿(きせわた)とまがき
平安時代の慣習では、
前の夜に菊の花びらに、真綿を着せます。
朝に露のしみ込んだ真綿で、体を清めると
長寿を保つといわれたそうです。
(今の時代には必要ないですかね?)
まがき とは、竹や柴などで荒く編んだ垣根。又は
遊郭で遊女の入り口の土間と
店の上がり口の間の格子戸。( 大辞林)より
垣根に絡まった白い小菊に ほっとします。
台風も無事去ってくれました事にもほっとして。
続きを読む
野菊いっぱい篭につんで
名残りを感じるこの月
儚いもの、消えゆくものに
愛おしい気持ちも重なり
台風を前にして
煤竹の篭の野菊から
元気をいっぱいもらいました。
被害がないことを祈ります、
続きを読む
杜鵑(ホトトギス)の花と俳句
花弁の斑点がホトトギスの胸の模様に似てるからの命名。
別名 油天草 葉に油染みのような斑点があるから。
徳川家康 鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス
豊臣秀吉 鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス
織田信長 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス
ホトトギスの種類もいろいろ、 俳句もいろいろ 感じ方もいろいろ
夕暮れの空は ホトトギスの花模様 いろでした。
続きを読む