ティータイム

降り続く雨の後に咲く 白い花 レインリリーと薄紫のプチロータスジョイに



004.jpg

緑の 素馨に   白い花 レインリリー(珠すだれ) 

雨の後一斉に咲きますので、この名前だそうです。

花言葉は「期待」 降り続く雨の後の虹を期待したいですが・・


薄紫の綿毛のような気持ち良さそうな花は、プチロータスジョイ

初秋の切ない喜びを伝えてるようです。

どうか災害のなきように祈ります。





続きを読む

地蔵盆信仰・・・無形文化遺産の選定に向け審査中・・・?


生憎の雨ですが、あちらこちらの町内において

御地蔵さまの周りは色々な御供え物

子供たちの名前を記した赤い提灯がぶら下がり

御坊さんの読経が聞こえ、

賑やかな地蔵盆が行われていることでしょう。

江戸初期からの記録があるそうです。

子供たちの、健やかな成長を願うばかりです。

しかし、

町内のお役の方々のご苦労や、協力が有ればこその伝統行事です。

本当に、お疲れ様です。





009.jpg

まだ青いこどもの鬼灯です。





続きを読む

報われない努力?薮茗荷さんとメドーセージさん


005.jpg

薮茗荷は葉が茗荷に似ているので、この名の由来い

しかし、ショウガ科ではなく、ツユクサ科なのが面白いです。

楚々とした鈍い白の花と実をつけ

日蔭の咲いても地味な存在感があり

好きな花のひとつです。

花ことばが「報われない努力」

何事も無心にということでしょうか?


深い濃い青と黒い額のメドーセージが

力強さをそえてくれます。

この花は友人の素敵な庭の花です。

快く、くださる人の優しい心も

花とともに、活けさせていただいてます。

本当にありがとうございます。

ガラスの花器さんもお疲れさまでした。

来年もお会い出来ればいいのですが・・・

自然も含め色々ありましたこの夏に

も一つの花ことば「苦しみを和らげる」に

ほっとします。

続きを読む

小さな籠の花入れごと残暑のお見舞いに・・・


朝露のきんとん

014.jpg


日々、台風の被害の報道に心痛みますね。

魔力のごとく 家や木を倒し、

あっという間に、昨日の日常がない



「平常心是道」・・びょうじょうしんぜどう・・

何もなかったごとく過ぎていく 

普通の積み重ねの大切さを、教えてくれてるのでしょう


006.jpg


赤まんま、幼き頃、おままごとで御世話になった草花、

ペチュニアの小さい花、鉢植えよりの花ですが

御世話になった方に、このまま残暑のお見舞いに・・・








続きを読む

一足はやく、里山からやってきた山栗さん・・・


003.jpg

背中に、汗をかきつつ

里山から降りてきました。

未だ青二才ですが

暑さで疲れてらっしゃる身と心を

少しでも、元気にしたくて


花入れは、四国の砥部焼です。

絵柄は、今見られる田の稲穂

黄金色の風がなびく季節に少しずつ

感動が待ってます。

続きを読む

まだまだ暑さ残っております。緑の素馨(そけい)とピンクのたぬきさんで・・・・



001.jpg


暑さ残る中、今は甲子園の野球児たちが

一生懸命、青春の汗を流しております。

彼らの流れるような汗は、夏の季語のように美しいです。


今日の緑の枝は、素馨という名で、

遠い昔、

中国の十国の時代に素馨(そけい)という侍女が

葬られた地よりこの木が生えたらしいです。

素は白色と、馨はよい香りという意味です。

彼女の美しいすがたを想像してください。

狸の剃刀・・ピンクの花とはミスマッチなネーミングです。

どこからか、化けてきそうです。

続きを読む

大雨の中、 大文字の送り火に、見送られ 無事 冥土に旅立たれた仏様たち

002.jpg

今宵、仏様たちは、送り団子と

005.jpg

006.jpg

最後の一服と、お菓子を召し上がられ



004.jpg

密教の真言(陀羅尼)の御経を聴きながら、一輪の花笠むくげとともに

舟に乗り旅立たれました。又来年お待ちしております。



この50年間どんな雨でも中止されたことのない、

大文字の送り火の伝統行事。幾多の人々の数知れない努力に

心から、感謝いたします。ありがとうございました。


dai01.jpg



続きを読む

お盆に供える仏への霊供膳(りょうぐぜん)におもてなしのルーツを・・・・・。


002.jpg


お盆中の仏様たちは、この世の精進料理をとても喜ばれます。

白蒸し(しろおこわ)、豆腐と水菜の味噌汁、

煮物は五色で、仏の教えの五行に由来して、白は高野豆腐、黄色はかぼちゃ

緑(又は青)ささげ、黒はシイタケ、赤は人参です。

ささげの豆は3,40センチの長さで、天から霊が降りられる依りしろにされるそうです。

酢の物は、キュウリと若芽の和え物、お香の物

普段、私たちが食している一汁三菜を真心を込めて

供えさせていただく幸せが、おもてなしの原点のような気がします。

(御膳の向きは仏様が向こうにいらっしゃるので、向こうが正面です。)




004.jpg

鬼灯(ほおずき)は霊の足元を照らすようにと

気配りの花ですね。




続きを読む