ティータイム

アンと花子の想像の翼を広げて、籠を手に草原に・・・・



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ごきげんよう。

アンになったつもりで、

緑の風を思いっきり、

髪の一本、いっぽんにまで、

なびかせ、ハミングし

つまずきながら、駆けました。


胸がハアーハーするのは、やはり

想像の翼を広げすぎました。

日のかおりする草の上で一休み、

ラベンダー色の籠の中のヒペリカムたちと

ゆっくりテイータイムをどうぞ



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残暑のお見舞い申しあげます。道端のモジズリ草から聞こえました。



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ほんの僅かな揺らぎの秋風の中

エノコロ草、モジズリ草、姫ジオン、

誰にでも 時折訪れる、寂しい心深い場所に

咲いていてくれました。

いつも、優しいピアニシモの囁きと、

静かに動く流線に、

何度なぐさめられたであろう、

今日もありがとう、





モジズリ草について



信夫群(しのぶぐん)は現在の福島県福島市の事で、

昔「信夫もじずり」と言う染の絹織物があったそうです。

もじずり石に モジズリ草をたたいて布を染めたそうです。

江戸時代まで栄えていたそうですが、

今では田の中に此の石だけが残っているそうです。

芭蕉もここを訪れ

一面に桃色のモジズリ草の美しい中で詠まれたであろう

俳句があります。

 「草苗 とるてもとや 信夫摺り」







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あお葡萄、釣瓶とられてもらい水・・・  ココナツの水とクッキー


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有名な句の「あさがおに、釣瓶とられて・・」を

「あお葡萄に」変装させていただき、

不揃いの粒の姿に、親しみを感じ

やや大ぶりの葉が、秋風月(八月)の雫を、

少しだけ、釣瓶の中に落としてくれました。



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メキシコのココナツの水というものをいただき

生まれて初めての、摩訶不思議の甘さの水。

ココナツのクッキーまで添えていただいて

祇園京煎堂さんの「京ここ」です。

熱い今日の一日凌げたことに

ありがとうございます。







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イロハもみじから 緑の涼しさを、目とソーメンに


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真っ青な空には、入道雲が王様のようにうごめき。

夏を制覇したように、形をかえている。


少しでも涼を求めて

イロハもみじを、浮かべ

箸置きには、可憐な日々草を



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貴婦人の、バラさんも

 美しい枝ぶりに、緑陰(りょくいん)を、少しでも

感じてくれたでしょうか?


植物学では、カエデ科のカエデ属で、もみじ科ではないそうです。

カナダの国旗はサトウカエデといい名で

因みに、広島の県花はもみじで、もちろん紅葉まんじゅうが有名ですね。

伊藤博文の発案だそうですが、フフと笑みがこぼれそうです。

あのお髭から・・・・

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凄い大雨の中、野花だけは楚々として


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白い花はなんの花だと思われますか?

レースフラワーにも似てますが

ヒントお野菜です。

栄養価の高いニンジンです。

確かにニンジンさんの葉です。

紫詰め草と黄色のが、河原柴胡何か難しい名前です。

葉は芒で野花たちをまとめてくれました。

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何のスープでしょうか?

残り物の昆布だしと熟れすぎたトマトとあわせたら

こんなに美しい色となり、なかなかいいお味になりました。

人も残りの人生いい味になりたいものです。

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残りの花で、手をつないだガラスの壁飾りが仲間入り

緑の実はヤブカラシです。

やはり、残り物に福です。









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八朔の日にお田の実(おたのみ) 申し上げます。


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八月になり、蝉しぐれのぎやかな合唱に

いよいよ葉月の訪れを感じます。

擬帽子(ぎぼうし)の葉の美しいグラーションに

絵画のようなインパクトと

葉の内の存在感にうっとりします。


昔、八月一日は八朔といい、農民の間では、田の実の節句の日でした。

今年収穫した初穂を恩人などに贈る習慣があり、京都祇園の花街では

芸妓、舞子さんたちが師匠宅へ「お頼のみ、申します」と挨拶に行かれるそうです。

徳川家康もこの日に江戸城を開城し、正月に次ぐ祝日としたそうです。




浮き釣り木、チロリアンランプ、Chinese lantern アブチロン

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この花は、素敵な名前をいっぱい持ち

風が訪れると一緒になりダンスをし

人の心を笑顔にしてくれます。


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友人から頂いた、祇園つじりの抹茶カステラです。










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中国と韓国の国花と 梅の土用干し


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純白な白芙蓉(ふよう)は中国の国花です。

「白芙蓉の白きより白はなし」 高浜虚子の句

朝開き何の未練もなく夕にしぼむ定めに凛としたしとやかさがあります。

横に広がって咲き御隣の韓国に手を差し伸べつつ


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韓国の国花の白槿です。

こちらはやや楚々として、

大統領の名前にも、「朴(ぱく) 槿恵(くね)」咲いています。

花のように政治も平和になれるよう祈りたいものです。

今日は広島で、オノヨウコさんも鶴を折られ、

平和を祈られたそうです。


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ほんの僅かな梅の土用干しにも、日本の平和を感じます。(日本の国旗のつもりです。)









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大暑の折、団扇をあおぎつつ一輪の花と 三尺寝のおすすめ



はぐれ蛍の団扇


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友人の手描きのおしゃれな団扇

一ぴきの蛍が露草とたわむれています。

人も蛍もいずれ はぐれていくのでしょうね。


三尺寝?


暑い日中に職人やだいくさんがしばしの仮眠を、

仕事場の三尺(90センチほど)の場所ですることだそうです。

この夏を乗り切るためにも、三尺寝をおすすめします。

芭蕉も旅の中あちこちで三尺寝をされてたのでしょうね。



「ひやひやと壁をふまえて昼寝かな」 松尾芭蕉の句



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ヒルガオも涼しげなホタルカゴのなかで、三尺寝をしています。

ヒルガオは万葉の時代、容花(かさばな)ともいわれ、

美しい女性を思い出されるほどの綺麗な花だそうです。

きっと、芍薬やボタンのような派手な花ではなく

内に秘めた美しい意味でしょう。




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熱中症にならないように水をたっぷり  心と目にもローズテイーで水分補給を・・・・


美しいローズテイーを

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緑の葉に囲まれたガーデンで
美しく咲いていたでしょうね

再び バラの妖精だけが

甘ーい あまーい香りを放ち

カップの中で美しく咲いてくれました。




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ベネンチアンガラスの器に

フロックスとメドーセージの花びらが

ピンクとパープルのワルツを奏で

心穏やかに流れています










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