八月になり、蝉しぐれのぎやかな合唱に
いよいよ葉月の訪れを感じます。
擬帽子(ぎぼうし)の葉の美しいグラーションに
絵画のようなインパクトと
葉の内の存在感にうっとりします。
昔、八月一日は八朔といい、農民の間では、田の実の節句の日でした。
今年収穫した初穂を恩人などに贈る習慣があり、京都祇園の花街では
芸妓、舞子さんたちが師匠宅へ「お頼のみ、申します」と挨拶に行かれるそうです。
徳川家康もこの日に江戸城を開城し、正月に次ぐ祝日としたそうです。
浮き釣り木、チロリアンランプ、Chinese lantern アブチロン
この花は、素敵な名前をいっぱい持ち
風が訪れると一緒になりダンスをし
人の心を笑顔にしてくれます。
友人から頂いた、祇園つじりの抹茶カステラです。