トンボの眼のような白山吹の実に・・


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朝より湿めり気ムードで

身体も少し重い

少しでも涼しさを

山吹の爽やかな葉の色で

白山吹の可憐な花が

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トンボの眼玉のような、実になって

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可愛いですね。


「水分を充分にお呑みくださいね」


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白い桔梗としょうぶの葉・明智光秀を偲んで



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今から433年前、6月13日

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明智光秀は、山崎の合戦で秀吉に敗れ

村人に傷を負い自ら自害した

光秀の家紋は


桔梗紋です。

しょうぶの葉は自害した時の刀を現しました。

光秀の辞世の句を花で表現したかったのです。

「順逆二門に無し、大道心源に徹す。

「五十五年の夢が覚め来れば、一元に帰す。」

「心知らぬ人は何とも言えばいへ

「身をも惜まじ、名をも惜まじ」

たとえ、信長を討っても悔いはないと、悟った大道に

達して、・・・・合掌

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上高地 梓川の散策


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美しい山並を眺めながらの

友との散策は、お喋りに

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急流の瀬音と

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まるで絵葉書のような

樹の姿に癒され

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レンゲツツジの群れより

若さの オーラを

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珍しいマムシ草に

神秘的な感覚をいだき

最後の最後に

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可愛い鉄線の花達に見送られ

自然と野花の、短い旅が

友と私のご褒美になり

「ありがとうございました」









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天空の花束


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深い冷えた霧のベールに

人も森も声も包まれ

心までも深い谷に眠っていた

すると、グレー 一色の中

必死に手を振る友がいた

駆けより、空を見た

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しだいに霧が天に溶けだし

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舞台は一瞬にして

たった今湧き出た様な

美しい、青い青い、池の水

空の色も、霧の湿りが

素晴らしい汝窯(じょよう)ブルーに、染まり

なんと美しい天空よ

友と並び、しばしの時、

感動のあまり、言葉もなく、呆然としていた

この自然の一期一会に

心からの感謝の日でした。


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天空の花束

オーチャードグラス 羅生門カズラ、紅花いちやくそう、紫詰め草、都忘れ

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神戸、復興の花、七段花(しちだんか)



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縞葦と七段花の山紫陽花

昭和34年六甲山で

長い間、幻とされていた花

心の中まで美透かれそうな

薄紫のベールのような花

この季節に出会いたい花の

ナンバーワン

又、神戸の復興のシンボル

頑張ってください。

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青もみじに誘われて


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透き通った萌黄色(もえぎいろ)のもみじ

音もなく揺れる葉の調べが

木漏れ日からきこえ

疲れ気味の心も洗われます

青もみじの流れに沿って

清楚な山紫陽花が

背後より、恥じらいがちに

「私の季節が到来」と

縹色(はなだいろ)の花弁を揺らしてます。










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梅雨入り宣言にも元気に、ヨウシュヤマゴボウ



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色とりどりの傘より雨粒流れ

歩く人のリズムも遅めで、

少々嬉しい静寂を感じる

梅雨入りの景色に似会う

紫陽花と、ヨウシュヤマゴボウ

恵みの雨を宝石のように

輝かせ「今日も元気でね」と

朝から励ましの言葉をくれました。


ヨウシュヤマゴボウの花言葉「げんき」





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蛍袋さんの相会傘



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手作りの蛇の目傘の花入れを頂きました、

温かみのある作品です、

蛍袋の白が照れながら背筋伸ばし

赤みがかった紫の花が、

恥ずかしそうに入ってもらいました

でも、お似会のあいあい傘です


「今日のお出かけは傘をお忘れにならないように。」


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清楚な花なのに、悪茄子(わるなすび)という名はどうかと?





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棘があり繁殖力が強いのと

花が茄子に似てるのでこの名前

名つけ親は牧野富太郎博士だそうです。

少しかわいそうな気がします。

風に揺れる花の群れは

それはそれは、清楚で美しいです。

根締めは、穂咲七竃(ほさきななかまど)

細かい泡のような花が

柔らかい気持ちにさせてくれます。

名前の由来は?

この木が非常に硬く

竃に七回くべても燃え切らないから

「なるほどね」


今日の野花は名前の面白さを。



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