激しい台風の最中、鉾の巡行
京都人の伝統を守り抜く姿に
誇りと敬意を表します。
粽を神に捧げ
真白い祇園守りの花も
平安時代より続くこの日のために
美しく咲き誇ってます。
続きを読む
ティータイム
底紅むくげと涼しげな草で
吐く息 ,吸う息も暑い
体も心もうな垂れ
鉢植えの花や葉も うな垂れ
少しでも涼し気に生けたいと
底紅の白い槿(むくげ)と
まるで、緑の線を描いたような
シナダレスズメカヤたちが
扇風機の風が回るにつれ
さわさわと葉が、流れるように
沢の風を一杯運んでくれました。
続きを読む
思い出いっぱいの山帽子
新緑の中、女王のように
輝いていた山帽子
思い出いっぱい
ガラスに盛って
「ありがとう」
来年もお会いできる日を
心から望んでいます。
照り返しの強い今日に日に
水に泳いでお過ごしください。
続きを読む
プリンセスマサコ妃のバラで少しでも涼感を
今日もムーとした暑さ
プリンセスまさこ妃の薔薇一輪
気品の涼やかさを漂わせてくれます
「今日も穏やかに時が流れますように
大きな災害や、事故がありませんように」
美しい薔薇に願いを込めて
続きを読む
風に揺れるささやき草
たっぷり水を吸い込んだ備前の甕(かめ)
白っぽい小花をつけた、ささやき草
別名、竹煮草、チャンパ菊
今日のような湿っぽい暑さに
緑の風の声をささやいて
くれるでしょう
一輪のユリも午後のひと時
涼を求めて
テイータイムです
水分を充分に補給してくださいね
続きを読む
須恵器に Morning Glory
静寂な朝に、ほんのすこし、
雨あがりをよろこんで、徐(おもむろ)に
「Morning Glory]
輝く朝がはじまる
花入れは古い時代の須恵器
中国、百済を起源にして、須恵器の工人が
日本にやってきて、五世紀ごろから焼かれた。
千度以上のロクロ技術の登り窯で焼かたため
青灰色のかなり硬いものになった。
平成の世の、あさがおとの出会いに
驚いて、いるでしょうか?
続きを読む
八重のゆりも笹と・・
白い肌にあかい模様のゆり
八重の花弁の華やかさ
笹の葉と合わせましたら
奥ゆかしいオーラを放ち
激しい雨音も
ゆりに吸い込まれていきます
続きを読む
樹の精が語りかけるよ
この季節になると、この掛け軸をかけます。
今朝も山々の霧がゆっくり空に溶けだし
樹木には精霊が楽しく語ってるようです
「おはよう」声をかければしばらくして
「おはよう」と山彦が元気に帰ってくる
精霊が宿った木を「木霊」(こだま)といい
全ての五感をいただいてる樹の精に
今日は一日楽しくお話しましょう
続きを読む
鵲(かささぎ)の橋を渡って出会う織り姫と彦星
朝からの豪雨にいささか
気分も滅入ってますが
笹の葉にミニの短冊をつるし
千日草を添えて七夕の雰囲気を
今宵は、織り姫と彦星は
会えるでしょうか?
大丈夫、かささぎが橋を懸けてくれるでしょう
鵲は韓国の国鳥であり、日本では佐賀県の県鳥です。
カラス科でやはりすごい知能を持っているそうです。
続きを読む
あじさいに、さよならを・・
時には激しい雨風を受け
時には照りつく陽ざしに頭を垂れ
時には感嘆の人々の声に笑い
色々なあじさいが彩ってくれました
生けさして頂く者
鑑賞してくださる人びとの心に
虹色のスタンプを押してくれました
釣瓶にいっぱい水をはり、カラーの葉と
最後の一輪に
「ほんまに、ありがとうね」
続きを読む