何十年前の朝に旅立った母
美しい朝焼けに祈りを
幼い頃土手で草花と遊んだ
思い出をグリーンのベールで
ノビルとカヤツリ草で
「おはようがざいます」
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ティータイム
夕日に輝く 金エノコロ草
金エノコロ草が夕日に輝いていた
幼い頃の思いが脳裏に走り
そっといれた虫籠の花入れに
ムラサキの桔梗の童も
未来に夢を馳せた
赤いトンボの和菓子も
秋の想いを客人に
届けてくれました
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秋の気配の入り口に・・
秋の便りをもったトンボが
安心してて葦の葉に
やや黄色に染まりつつある青田から
一匹の雀が飛び立った
稲穂の頭も垂れかっかている
秋の入り口にたたずんでいる今
自然のありがたさと平和に
本当に感謝したい朝でした
なつの疲れがでる胃に
あたたかいテイーを
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ひとまず、処暑・・プラタナスとトルコ桔梗
ひとまず、暑さやわらぐ
処暑の風が空を吹きぬける
桔梗のような花とプラタナスの葉
葉の色合いが秋の訪れを想わせる
プラタナスの花言葉「天才」
古代プラトンやアリストテレスが
プラタナスの並木路の木陰で
哲学などを説いたそうです。
小椋佳さんの(小さなプラタナスの街」
とても、心にしみる歌です。
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橋の欄干の擬宝珠に似てるので・・
オレンジの星型の野花は
丸葉ルコウソウ
江戸時代米国からきて野生化したそうです。
左の花入れには
今まさに咲こうとしている
紫の擬宝珠の一輪
橋の欄干の擬宝珠に似てるからです
花入れは手捻りの優しい作品
主張がないので、
優しい野花が似会います
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夏に別かれの 小品花 ・・Lingering heart of August
いつもの散歩道出会った君
朝露に濡れ、葉に絡まり咲いていた
小さな、小さな青い朝顔
熱い暑い心の中にも
雫をポトンポトンと落としてくれた君
来年の出会いがあれば
どんなに幸せなことか
「ありがとう」
黄色のおしろい花
夕方の四時ごろ咲くので
[four o’clock]ともいわれ
花言葉「あなたを想う」
段々夕闇に迫る時間を
ほんわりとした柔らかい黄色に染めてくれる
可愛らしい花一輪
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織姫神社 旧暦七夕の日に
残念な雨が朝から降り注ぎ
今夜はベガとアルタイルは
会えるでしょうか?
晴れてきましたら、
夏の大三角形の星をさがしましょう
京都、今宮神社の中にひっそりと祀られています。
織物の始祖、たく幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)が
祀られ、西陣業者関係の信仰を集めています。
社殿の前の献灯が、織物を織るときに使う
「ひ」の形をしてかわいいですね。
一度訪れてくださいね
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愛は蝶のように揺れる・・白蝶草
朝早い、深い霧の中
軽やかに秋風に揺れている、
白蝶草たちが
まるで蝶のように飛んでいる
「愛は蝶のように揺れる」
いつか読んだ本に
・・・・・・
手桶に生けた花が
本の一ページを思い出してくれました
いつも鑑賞してくださってありがとうございます。
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風見舞いの花
風見舞い・・台風が過ぎた頃に安否をたづねる事
地球が少し変なのか
次からつぎへと台風がやってきて
おまけに竜巻まで
疲れ切った日本列島です
ペチュニアとブライダルベールで
ブライダルベールはツユクサ科なので
常盤露草と似てますね
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細い細い茎のふといと遊んで
こうしようか?
ああしようか?
ふといの茎と遊んで
朝夕にひぐらしの合唱がはじまり
静かに初秋の風が吹いている
日本の熱い夏も少しずつ
秋の気配に変わるとき
「日本人でよかった」と
いつも思います。
夏に疲労した身体に
栄養を与えてくださいね。
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