昨夜は心見透かされるほどの
冴えわたる十三夜
地球に生まれし よかったと想い
紀伊じょうろう杜鵑
月のような艶やかな黄色
雫のように落ちてきそう
友人から頂いた二輪に「感謝」を込めて・・
続きを読む
木春菊(マーガレット)
マーガレットも一瞬、浜菊と錯覚
茎の姿は違いますが、菊科の姉妹です
マーガレットはギリシャ語の(真珠)マルガリーテ
清楚の中に控えめな輝きで
野の草花とも囁き
秋を楽しんでくれます
(朝晩少し涼しくなった参りました、布団も暖かめに
風ヲひかないようしてくださいね。)
続きを読む
浜菊 月光求めて・・
もうすぐ、十三夜
冷え冴える月の光求め
厳しい海岸に咲き乱れる
美しい浜菊の写真
拝借させていただきました。
続きを読む
秋海棠を詠む三人の俳句・・
狭い庭の隅に誇らしげに咲いていた
別名瓔珞(ようらく)草ともいい
寺院の本堂などに吊るしてある仏具に似てる事から・・
この花についての俳句
子規 「臥してみる秋海棠の木末かな」
虚子 「節々に秋海棠の紅にじみ」
芭蕉 「秋海棠西瓜の色に咲きにけり」
子規にとって、秋海棠が浄土への安らぎの花にみえたのでしょうか?
続きを読む
惜しみない物と花への恩送り・・
眼光鋭い兎が波に乗り生き々している
器用な友人が壊れかけた欄間を風炉先に・・
この暑い厳しい夏 頑張ってくれた酔芙蓉
限りある命の樹と花と人の恩送り・・
続きを読む
空に靡く(なびく)秋風草・・
空にキラキラ光りながらなびき
開いた窓からの訪問者
秋の風草さん
爽やかな気持ちの良い風
ミニカーネーションとも知り合いに
伯父の形見の大理石の花入れに
一瞬伯父の絵顔が風に乗り
ハーロインのクッキーとコーヒー
お茶もそろそろ秋支度に・・
続きを読む
名残りの風にゆれる高砂芙蓉
竹塀の隅の傍ら、名残の風に揺れ
余り主役にはなれない高砂芙蓉
楚々とした花芯の赤紫より
残された夏の香りを一生懸命放ち
薄紫の力芝も秋の陽を受け
嫁菜の花達と戯れ今日も楽しそう
(この力芝の草をみると・・硬かったらコップ洗いにちょうどいいのに・・)
続きを読む
ホップなハナミズキの実に・・
薄紅色の花が五月の空を装い
ホップな赤い実が十月の空を飛び
秋色染まる前の葉がゆっくり
深呼吸しながら、今の平和に感謝する
「ハナミズキ」の歌が聴こえそう・
9.11のテロの後世界平和を願い
この歌が生まれたそうです。
歌詞の「君と好きな人が百年続きますように」
重ねて、
戦争のない日本がずーと続きますように
買い物かごに一杯祈りを込めて・・
続きを読む
目立たない水引草ですが・・
私は茂みの陰にひっそりと咲いています
優しい繊細な糸芒さんと
幸せな心もちになり
人も気がつかないほどの微風に
私たちは揺れ詩います
大昔紙糸代わりに
「心ばかり」と人の気持ちを結び
お役に立っていたのかもしれません。
「この世に無駄なものや経験はない」
ごく小さな紅白の花に教えられ・・
このブログを観ていてくださる方
少しずつ増え本当にありがとうございます。
続きを読む
秋雨煙る籠・・
しとしと、秋りん煙り
薄い雲の流れに空も白く
花篭も白い花、アイスバーグと
雨雫のような白い小さな花も籠に
こんな日は
暖かいコーヒーでもどうぞ、
続きを読む