撫ぜるようにそよぐ青もみじ
三色のてまりあじさいが映り
雨に光る潤いの美しさを増す
今朝もいただく小さな幸せな時間・・
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ティータイム
紫陽花の本を開いて・・二ページめ
梅雨入りの雨にうるおい
控えめに咲く、黒姫山紫陽花
茶摘み籠にみだれに入り
この季節ならではの新茶も
香りと共に喉を潤しながら
テイータイムをむかえられる幸せに
周りの凡ての自然に感謝して・・
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紫陽花の本をひらいて・・一ページめ
水無月の一ページを開いて
薄きみどりからゆっくり
真白いシャボン玉のような
アナベルのあじさい
ふわ~ふわ~
微笑みのシャボン玉が
一、二、三・・五つ
♪ハミングしながら浮かんでる♪
花言葉「ひたむきな愛」
漆の器に・・
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聖母マリアに捧げるマドンナリリー
聖母マリアに捧げられた
一輪の白百合・・マドンナリリー
純潔無垢な花言葉のように
白い花びらのまま今日が過ごせますように
(友人からのバースデイプレセントに感謝して)
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友よりの誕生日の花とテイータイム
友より「ささやかなお祝いのテイータイム」
「レオナルドダビンチ」と名のバラ
静かな穏やかな香りが友の心を映しているようです。
フワフワのケーキと紅茶の香りも美味しく
窓辺の景色を眺めながら
今日の命を明日につなぐあらゆるご縁に
感謝です。「ありがとうございます」
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里山の汝窯ブルー・・
京からの亀岡の奥深い里山は
絵に描いたキャンバスのよう美しい
自然しかだせない汝窯ブルー
しっとりした色合いの空に
白い絵筆により花や犬を描かれ
しばらく流れた無言の時間に
連れ来てくれた友に感謝・・
里山の畑で採れたじゃが芋をスープに
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六月にはジューンベリーが輝く
青い実からゆっくり
ジューンに紅くなりました
ご近所さんから、大きな鉢を頂き
ジューン生まれの私への
何よりの嬉しいプレセント
梅雨の季節に向かい舟に乗りましょう
(砂張りの舟形の花入れに)
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法然院の朝に・・谷崎純一郎の墓参り
法然院の深い竹藪の一角に
「細雪」で知られる、明治末から昭和にかけての文豪、谷崎純一郎の墓石
「寂」が、静かに眠っていらっしゃいます。
隣に、最愛の妻松子の墓「空」
寄り添うように、
白と紫の露草となりて、夫婦の幸せな会話が聞こえそうです。
境内には、早や水模様の白砂壇が・・
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秘密のへび苺・・
ヒミツの隠れた茂み
赤い宝石が朝の雨に濡れ
小粒ながら誇らしげに
何も疑わない幼子の様に
竹かごに、戯れて・・・
今日という日に、感謝して・・
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形見草・・いじらしい河原撫子
平安時代、「真伝抄」より
昔、大和の国に撫子の花をとても愛して育てていた
子供がいました。所がその子供が病気で他界し
悲しみにくれる親は、撫子を形見草と言う名前に。
「来てみれば、亡き世の人の形見草、
いくどわれは袖ぬらすらむ」と詠まれた
70年ほど前、広島の河原にも、可憐な撫子が咲き乱れていたでしょう。
オバマ大統領の広島での演説の言葉と被爆者とのハグに涙が流れ、
苦しんで亡くなられた人たちが形見草となり、咲き乱れる様を想像して
「爽やかなレモン水をどうぞ」・・・そんな朝を迎えて・・
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