「東京物語」などの名作を残した
小津安二郎と女優 原節子
現在有形文化財になっております。
ここで、彼は次々名作を生み出し
この椅子に座り映画の事を考えていらしたでしょう。
このシックな赤の色合いが何とも言えないんです。
「どうぞおかけください」
柔らかい木のカーブから聴こえそうです。
道具という物は時間を経て
鈍い輝きが放たれ
心に伝わるものが育っていくのでしょうね。
数年前に訪れた記憶が
写真を通して蘇り
この椅子に改めて魅せられています。
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ティータイム
胡蝶(こちょう)の夢・・スイトピーで
荘子(中国の思想家)
彼は蝶がひらひら飛んでいる夢を見ました。
目が覚めた時、自分自身が蝶であったのか?
夢と現実のあいまいさ
目的意識にとらわれず
自然と融和すれば
自由な生き方が開ける・・・・有名な逸話から
自然の力が頂けるように
黄色のスイトピーのいっぴきの蝶と
現実世界の力強いチューリップで
ひと時の、瞑想を
今日も寒いです。おでかけは暖かくしてくださいね。
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春は曙やうやう白くなりゆく・・・
春は曙やうやう
白くなりゆく
山ぎは少しあかりて
むらさきだちる雲の
細くたなびきたる・・
枕の草子モドキの
朝焼けにめぐり合い
今日も無事の祈りを
白い曙と、むらさきだちるの雲のイメージを吹きこんで
ありがとうございます
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チューリップに迎えられる春
チューリップの桃色
心も桃色に染めてくれる
吐く息の白さの中に
一歩近ずいた春を感じ
緑の葉の裏にも
春の精が隠れてるかも
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節分のテイータイム
北野神社の散策、夕方なのか
以外に人は少なかった
凍てつく空気を頬に感じ
優しい紅梅の香りが漂ってきて
春はもう隣りなんだ
節分の豆のお茶と、福豆の和菓子で
今年の健康を祈りつつ、いただきます。
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厄除け 焙烙(ほうろく)に春の訪れ
京都の壬生寺では
素焼きの焙烙に
厄除けの色々の言葉を
墨で書き奉納します。
黄色のチューリップで
春の訪れに感謝して
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後藤さんに捧げる涅槃雪の花
先ほどのニュースに
言葉にならない憤りと哀しさ
涙だけが正直に流れる
どんなに苦しかったでしょう。
どんなに悔しかったでしょう。
唯「平和」を願ってただけなのに
今朝からの、涅槃雪は 彼への祈りでしょうか
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パスタのお皿も立派な花入れに
青い冬空と雲間に
冬のソナタの調べに
スローダンスを舞っている風花
じっと眺めつつ いつの間にか
自分も風花となって舞いっていた
カラーの西洋的な白と、
椿の日本的な赤のコントラストに
思わずふーと息をふきかけた
土曜の昼時の幸せタイムに
「ありがとう」
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ヒヤシンスの生けかえ
まだ頑張ってくれてる
Hyacinth
名前の由来を読んで少々グロテスク
大陽の神アポロンに愛された
美少年ヒュアキントスの額に
円盤が当たり、しんだ時
血に染まった草の中から
一本の花が咲いたのが
ヒヤシンスだったそうです。
今日は青いガラスの中に生け直し
別名 風信子と言われるように
しとやかな可愛らしさを
「お仕事お疲れ様でした。」
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[我が運命は君の手に有り」という花言葉に驚いて
凍てつく森の中を歩いていると
氷柱のため息の出るような
芸術作品が目の前に並ぶ
僅かに耳にする清水の音
厳しい川の流れはやがて大河となり
我々身体の奥底に命を運ぶ
自然への畏敬に感謝しながら
深い薮椿の集まりに遭遇する
ため息が出るほど美しい赤の椿
花言葉のように「我が運命君の手に有り」
何千種類のある椿の中で
惚れこんでしまった椿
薮椿二輪の運命「つらら」の花入れの手にあり
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