ティータイム

二月堂のお水とり 二月堂のお水取りに、乱舞いする火の花


昨夜に深夜に行われたお水取り

 752年から途絶えることなく

   十一面観音に人々の罪を懺悔し

      五穀豊穣、平和を願う仏の法要

  この籠松明に

   013.jpg

  念仏の火が移り

  010.jpg

  蓮行僧が走る、走る

      声明が響く、

007.jpg

闇夜は火の花が、舞う、舞う

008.jpg

松明の火が飛ぶ、飛ぶ
008.jpg


  仰げば、無数の星の宝石が

     今宵も変わることなく輝き

、       火の花と、人々の歓声と

          この天平の仏が宿った

            オーケストラに

      日本の平和を感謝したい

   
  

続きを読む

越後のゆき椿は三度楽しめそう


001.jpg

  日本列島は又もや雪便り

    越後の雪椿も待ちこがれ

      芯から冷える土より

        咲いてくれました

         名のとうり雪を待ち焦がれていたのでしょうか?

           しばらくすると

003.jpg


    花芯から又小さな花弁が

        覗き出して、二度楽しませてくれて
 
           ワイングラスの吐く息も

             ますます白く、透明になり

    
images.jpg   


  こんなお酒と、お友達となるのでは

     雪がしんしんと降り 

       美しい雪椿が咲いている越後に

         いつか行ってみたいと  

            

               

             

   

続きを読む

侘びと数奇の椿に遊ぶ

008.jpg

 友人が育てられた

     お雛様のような気品漂う

       落ち着いた赤の椿

         惜しげもなく手折って

    侘びと数奇で・・わびすけになった由来も納得


       散った梅の花弁も添えて

          わびの空間と遊ぶ



011.jpg

  寒い春空にも、雲のわびすけ椿が咲いていました。

    お出かけは、暖かくして



続きを読む

春告げ鳥が訪れる梅と茶畑



007.jpg



春告げ鳥はうぐいすの事です

  今頃 野山では

    春の よろこびを

      梅や茶畑の合間に

         身を隠しながら

           尾を揺るがしながら

             歌っていることでしょう。

               やはり、梅の香りがお好みなのでしょうね。

005.jpg

内藤丈草の俳句より

  うぐいすや 茶の木畑の 朝月夜

 
     

        
  

続きを読む

今日は女性にミモザの花を プレゼント♪



若い女性に

002.jpg

シニアの女性に

013.jpg

きのうの春雨の湿りが

  空気や草木に、のこり

   空はジョヨウブルーに輝いて

     明るい春の今日は「ミモザの日」よ

      イタリヤでは男性が女性にプレゼントするの

        母でも祖母でも誰でもいいの

         日ごろの感謝を込めて

           そして

           今日は女性は家事もしなくていいの

             せめて、このブログを見てくださる女性に

               ミモザの花をどうぞ

        「いつも、いろいろありがとう」
             

     

続きを読む

彷徨いつづける、聖武天皇の幻の恭仁(くに)京・・



003.jpg

奈良時代740年、聖武天皇は平城京より

  彷徨い続け、この地、京都府南部木津川の右岸にたどり着かれ

    この景色にほっとされたのか、恭仁京を造られた

      しかし、ほんの三年で、先日書かせていただいた紫香宮に。

        この地の跡に

002.jpg

  国民の安泰を願い、国分寺も建立されが、

    いつの時代も天皇とは本当に大変だと思います

      当時の険しい道すがらの

005.jpg

     可憐な紅梅に天皇も、ひと時癒されたでしょう

    まだ春浅い日の午後

      ドライブに誘ってくれた友に感謝して

        私も 紅梅の香りにうっとり・・

    

続きを読む

変化しても尚香しい檜扇の実とチューリップ



008.jpg

祇園まつりの頃の美しい姫檜扇

  時と人と空気を経て

     
004.jpg

   美しい実に変化しても尚

      人の心に安らぎを与えてくれる

        備前の壺にチューリップと和して

         何を語っているのでしょう?




続きを読む

肌寒い夜にささやかな雛まつり


006.jpg

 うす暗い部屋に

    桃色の明かりをほんのりと

      桃の花弁がうかび

       お雛さまの姿に思いかさねる

         緑の小菊の連なりを

          男雛の永久の命と思う

     002.jpg

  ささやかな季節を寿ぎたいと

      心だけは乙女になりて


007.jpg


      桃のかをりともに味わいしました。

           今夜も冷えそうです。

               暖かくしてお休みなさいませ。


       

続きを読む

犬のクーチャンが見つけてくれた土筆(つくし)を・・


002.jpg

いつも、大歓迎してくれる

  クーチャンは私の友達です。

    人の気持ちがわかる賢い犬です。

      小春日和の風が吹く中

        散歩中にまだほんの可愛い

          土筆に自分の鼻を寄せて

            教えてくれました。

            「Sprinng has come!]

010.jpg

  今年はどんな土筆のストーリーが

    あるのでしょうか?

001.jpg

 本物の筆は  やはり、土筆のようです。

   因みに筆の先は、「命毛」というそうです。

     土筆も、筆も自然から頂いた命ですね。

       大切に使いたいと思います。


続きを読む

利休と菜の花・・


009.jpg

1591年旧暦の今日、利休はこの辞世の句を残し旅だった。

 人生七十 、力囲希とつ(禅僧が悟った時に発する駆け声)

 吾この宝剣(仏の知恵のような、吹毛の剣)

 祖仏共殺 堤る我得具足の大太刀

 今此時ぞ天になげうつ                     利休宗易居士 天正 19 仲春


解釈が多々あり、利休本人しかわかりえないが、

 この夜は春雷が鳴り響き、この剣で神や仏の裁きを受け

 誰にいい訳するでもなく、究極の美しい侘びを貫いた悟りを

 叫びのような唸り声を発して、(切腹する前に、一椀を点て)

 この大太刀で、旅立って、

 茶室には菜の花が・・・・、

   

 利休のお墓


  002.jpg
     
菜の花のお供え


001.jpg

いまだに、多くの人が訪れる

 山内に古木の梅の花が

006.jpg

    心なしか利休を偲んでいるようでした。

     やはり、 利休は永遠のロマンです

続きを読む