ティータイム

仏への祈りをこめて


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  祈りをこめて花に託し

    水仙は盛りを終えても

      尚、西にむかいて咲き

       葉は悲しみにも逢い

          雪折れ葉にもなり

            やがて、静かな浄土に眠りにつく

              人も植物も輪廻になりと

                この彼岸において

                   ・・しずかに合掌したい

                

    

       

  

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「神からの贈り物」の意味の黄色のジュスミン


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「神からの贈り物」の意味らしい・・そうですか?

  You are cheerful and graceful ・・納得。

    「官能的」・・なるほど。そんな風にいけてみました。

       フィリッピンとインドネシアの国花・・納得

           黄色の花はとにかく元気が出ます。
 
               香りもいただいて尚、元気に

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「控えめな美」という花言葉の椿


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乙女椿の花言葉は

   「控えめな美」と「完璧な愛」

      バラのような容姿なのに・・控えめで咲いてるからかしら?

         通りすぎてから、振り返り

           薄黄緑の葉にかくれた

              仄かなピンク色の乙女に、

                なぜか微笑み返したくなる

           私には、彼岸を知らせてくれる

             花の使者のような気がしてならない

        

              

  

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猫柳とミニカーネーションをいけ方をかえて



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名前もわからない葉に

  助けられ今朝も花と遊び

    風まかせのタンポポの穂の流れに

        猫柳のねこのしっぽも

          チョロチョロ振っているのかも

             猫柳の花言葉「報われる努力」

                柳は水がなくても根がはえる

                  凄い努力を惜しまないのかも

      

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菜種梅雨(なたねつゆ)にぬれて芳し沈丁花


つららの花入れに


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   菜種つゆに濡れて 散る 沈丁花

  小さき門の傍らに微笑んでる  沈丁花

    目を閉じて 尚 芳し香る   沈丁花

       季節忘れず めぐる   沈丁花

         今年も「ありがとう」 沈丁花

         


      

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春の野に出でて 若菜摘む・・



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「君がため 春の野に出でて 若菜摘む

    我が衣手に 雪は降りつつ」    光孝天皇

 ペンペン草、仏の座 蔓桔梗の若菜を

   どんな方のために摘まれたのでしょう


       衣に雪が降りかかる風景を想像して

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  この絵は春に雪が舞いっています

    土筆や、すみれも摘まれたのでしょうか?

      

    



    

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旅たちの日に・・青柳を


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ガラス製の氷柱の花入れに

  新芽の青柳の仲間が

    情熱の学び舎で学んだ友に

      別れを惜しんで心赴くままに、手を振り

        再び 出会える日の思いを

          赤い椿に託して・・

            
青柳の木は、よく 港や、川岸の傍に植えられています。

  旅だった人が無事に帰るようにという、

      ひと枝を輪に結ぶのもその意味だそうです。

         世間では、色々な卒業式が行われています。

           旅立ちは又新しい出会いでも有ります

           「 いい出会いが有りますように」

       


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思い出を求めて かごにマーガレットを摘み



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遠ーい昔 ペダルをこいでいた

  こんな春の陽ざしに

    鳥の声も微かに聴こえ

       風の色も空の色も

          軽やかなブルーだった

         少女の心は少し濃いブルーだった

           ペダルを止め、土手に寝転んだ

             遠ーいところで、人の声も聞こえる

              


 哀しい、辛い物語も

     ページをめくっていかなければ

           ゆっくりでもめくっていけば

                 いつか、

             草と小さなマーガレットの花のページに

                出会えると、

                  信じていた少年や少女の時代が

                    誰にでも有ったはず

           

             

               

             

          

               

           

        、

         

         

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雅な白椿と椿餅



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 今朝、開いた花弁と対面して

   なんと清楚な花弁だこと

     今までに出会ったことのない

         薄緑の一筆がさらりと

          椿の名前を調べましたが

             はっきりとわかりませんので
                 (すみません)

  
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椿餅・・日本で初めての和菓子

平安時代、源氏物語の若菜のところに

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貴族が蹴マリをされた後に、

  配られた、和菓子だそうです。

   椿の葉を使うとは

     日本人の知恵といきな心が

       現れてると思いますね。

      

     

    

      

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お水取り限定の和菓子・・糊(のり)こぼし

   お水取りの時だけ売られる「、糊こぼし」


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お水取りの間、須弥壇に飾られる

  糊こぼしという椿は蓮行僧が紙で作ります。

    本来糊こぼしと言う椿はないそうですが

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   こんな椿かと想像してます。

     枯れ葉は永久の祈りの、

        ろうそくの意味合いで生けさして頂きました

          器は、奈良の地に眠っていた須恵器です。


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  帰りに可愛い鹿が見送ってくれました。

    

             

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