春眠暁を覚えず
処々啼鳥を聴く・・・
うつらうつらに春の眠りから覚める
朝に鶯など聴いてなど・・
名もわからない薄桃色の椿が
鶯啼く山にひっそり咲いていました。
この詩のようなユートピアに幸せを感じて
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ティータイム
友人を偲ぶ布の雛さま
長い年月を病院で過ごした友人が黄泉の国に旅立ちました。
この布のお雛様を作ってくださいました。
彼女を偲のぶ花で今年は過ごしたいと思います。
彼女はこのバラのように明るい人でした。
いろいろ手作りの物を下さり、
ほんとうに、ありがとうございました。
来年のお雛さまには又お会いしたいと思います
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椿に雛の風合いで
白いおびなの椿と
紅いめびなの椿・・秀月
赤ちゃんからシニア層まで
今日は心にぼんぼりをともしましょう。
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春浅い、朝焼けに
吹雪激しい昨日は何処へ
春浅い朝やけに
鳥も花も樹もため息も
美しい色に染まりゆく
ほんの一瞬の祈りも
待つことなく・・・
[春暁」は心に残して
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初嵐のような雨の朝
今朝の強い風と雨に
初嵐の椿は濡れ、また、春が逃げたよう
花芯の黄色が凛として
傍の黄色の花をつけた さんしゅゆの一枝も
今日の好日を教えてくれます。
「ありがとう」一声かけて
今日を好日にしよう
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雪中花 におい芳し
日本原種に近い水仙は、平安時代中国から渡来し
綺麗な花の姿と芳香がまるで仙人のようだとの命名
別名 雪中花とも呼ばれ、雪にたわんだ姿に愛おしさを感じます
また、Narcissus tazetta より小さいコヒー茶碗ともいわれ
なるほど、中心の黄色の部分が
に似て、美味しいカプチーノの臭いがしてきそうです。
また、夏の葛菓子の事も水仙というそうです。
花言葉は「思い出」今年も色々な思い出を頂きました
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椿の調べに魅せられて
厳しい冬の風にも咲きつづけ
地に落ちることなく咲きつづけ
深紅の色誇らしげに咲きつづけ
真白い雪の精と共に咲きつづけ
春待ちわびる薮椿は
我が身の五線譜に春の調べを
優しく奏でてくれる
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三寒四温に漂う梅のかおり
三寒四温の気候の中
体調もつい、揺らいでしまう
道の端の美しい梅の木にも
そっと寄り添いたくなる
何処からともなく漂う
梅の香りが雫となり
心臓の奥底まで流れる
優しい呼吸にも寄り添って
日本の古里の香りは
なんと、誇り高いのでしょう
小さな勇気をいただいたような
その勇気が消えないように
そーと手のひらを胸にあてる
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雨水(うすい)の音に
雨水の季節は静かに訪れる
肌をさした雪の結晶は
ゆっくり融けだし雨水となり
あらゆる自然を溶かす
ついでに疲れた、身や心も
暖かい雨水で癒してほしい
椅子の下で仄かに春を待っています。
(友人がくださった花で今の心を)
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枯れすすきの奏でるハーモニー
いつも、通る道端に
ある時はゴーンとなる強風に
ある時は霙まじりの風
ある時は小春日の柔らかい風
あるがまま自然に身を任せて
奏でる枯れすすきのト音記号
ガーベラと奏でる今日の風も
とても、楽しそうな音です。
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