法然院の静かな参道を
落ち葉を踏みしめながら
ふと、空を見上げると
まだ美しさを残す紅葉が
冬の午後の散策を
柔らかく迎えてくれました。
本堂のお参りの帰り
珍しい金魚の形をした葉の
金魚椿の薄桃色の花が一輪
「お気をつけて又来年も、お待ちしています」
と囁やいたようでした。
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ティータイム
鬼柚子にびっくりぽん
直径十五センチの
鬼ゆずに
朝から、びっくりぽんです
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宮本武蔵の一乗寺下がり松 in kyoto
江戸時代の初め剣客宮本武蔵が
吉岡一門と決闘を行った松
(現在四代目の松)
武蔵が決闘をにむかう途中
八大神社で神頼みをすることを思い立ったが
神仏に頼る自分の弱さに気ずき止めたという
逸話がある。
何物にも頼らない武蔵の心の強さが
剣の強さなのか?
寒さに耐える松を改めてながめ
弱いから色々悩むのか?
強いから悩まないのか?
永遠に緑の松はやはり強い
葉に触れると柔らかい感触に
少し勇気をいただいた、冬の午後。
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京都 人形寺 宝鏡寺のもみじ
宝鏡寺は、皇女が歴代となり
百々御所とよばれ境内には椿、
光格天皇ゆかりの伊勢撫子など咲いています
又人形塚があり
毎年十月十四日人形供養祭がおこなわれます。
人形には魂が込められています
数年前に、供養していただいた事があります
境内のイロハもみじの大木が
人形のように柔らかい微笑みを
行きかう人に投げかけているようで
「人形よ 魂がつくりしか
誰に愛されしか 知らねども
愛された事実こそ
汝が成仏の誠なれ」 実篤
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恥じらいの薮椿
西洋人に人気の薮椿
恥じらいながらも
緑の葉かこまれた紅色が
あざやかに浮き出ています
山道を歩いている折
落ちた薮椿一輪の美しさに
日本人の魂を感じます
これから楽しめますね
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もみじ時雨に
もみじ時雨が滴り
一枚一枚重なった葉に
妖艶な美しさのあまり
立ちどまり魅せられる
染まりかけの緑の葉も
白磁の壺に寄り添うように
精いっぱいの輝きをみせ
心をしっとり、落ち着かせてくれる
「もみじ時雨」
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末枯(うらがれ)の姿に
肌をさす風を受けすすきの穂も(一番上の)
次第に紫がかり (ちゅうかん)
やがてらせん状の姿に (一番下)
葉の先より枯れ色を帯びはじめ
人の手では出せえないカーブに
私はいつもそれを楽しませてもらう
人も枯れ始める頃に
こんな表情が出せる人・・・
下の方でこれからのサザンカの蕾が
静かに待っています
お出かけは暖かくしてくださいね
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[ 曙 つばきとブルーベリーのコントラスト
久しぶりのつららの花入れに
真白いあけぼの椿と
ブルーベリーのややくすんだ赤葉との
コントラストがこの季節に美しい
スズランに似た花が青い実になり
目に優しいアントシアニンも豊富で
花も実も葉も楽しめる有りがたい植物
来年も又咲いてくれますように
花言葉「感謝」そのままの気持ちで
生けさして頂きました。
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小菊の乱舞い
自然の小菊は思いのまま枝を伸ばし
気ままに花を咲かせ踊ってる様です
紫の小菊は貴賓よい色合いで
備前の壺に乱舞いしてます。
「懐紙も小菊というそうです」
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里に秋更くる季(とき)
古い壺に、あるがままに
錦いろの落ち葉を踏みしめ
里の中に入ると
冬の陽に秋が更に濃く
過ぎていく、鳥の声も更にさらに
遠くまで調べが届く
秋は日本人の古里
日々色々な事件が起こる中
こんなに穏やかな日本の古里
改めて深く感謝したい
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