至る所にみられる葛の葉は今は秋風に揺れ
森の入り口には護り神のように蔓延り
濃い緑の葉の陰に妖艶な葛の花が隠れている
年の一度の偶然の出会い「秘めた懐かしさ」
紫の花弁の艶やかさに「人のため息」を誘い
今日一日は十分に万葉の主役になりて
源 師光
「露しげき、尾花くず花吹く風に 玉ぬきちらす秋の夕暮」
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ティータイム
まだまだ命のさざ波が・・
昨夕の、美しい縞模様の夕陽に祈りて
わたくしの周りには、病んでおられる方が数人
この世で色々な人生模様を描きながら、歩んでこられた方々
その中に「戦争」という経験をもたれた方々が「幸せ」とは何か?
話せない口元で必死にメッセージを伝えてはります
もう少し、平和な日本の姿を味わっていただきたい
まだまだ、朝の散歩で夏の名残りの小昼顔と踏みつぶれそうな豆アサガオが
あっち向きこっちむきして、必死に生きてます
暫くして、落ち着かれ、まだ残りし命を真正面から
周りの家族の幸せを心から祈っておられる姿のようです。
周りで、看病されてる方々、あなた自身疲れないように、ほっこりしてくださいね。
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道の辺は元気な色合い・・
少し遠出の散歩は、気分も高揚、足取り軽く
薄も秋の到来の主役とばかりに、きらきら光り
「この暑い夏よく、頑張ったね」と癒してくれる
離れたところに、野生のコスモスが秋風の流れにのり
「何を、くよくよしてるの?」
「どんな所でも、花は咲くのよ、ほら?」
鳥の親子も、仲良く囀り(さえずり)逢って
「ここで、一休み」
今日は朝から雨です、お出かけは足元お気を付けください
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三mmほどの赤い実、、数珠珊瑚
二週間ほど前には、まだ小さな花を連なり
一週間ほど前より、このような三mmほどの
可愛い実が数珠のように連なり始め
思わず「可愛い」花言葉「ひたむきな姿勢」
サンゴのようにひたむきな姿で輝いている。
二、三粒地面に落ちている姿も愛しい
鳥の胃の中に入る前に、この瓶に入っていただき
思っていたように、クリスタルですっきり、
こちらは?
生け方も、感じ方も、人それぞれ・・
何か腑に落ちない事に出逢った折り、
「違って当たり前」 「ひとそれぞれ」、「受け止め方次第」
今日も、野の花に教えられ・・・
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白露の日の出・・
白露にふさわしい清々しい日の出
薄いブルーに真綿のような優しい雲
蟠ってた思いも陽の光に溶けていくsrc=”https://nobanatealife.net/wp-content/uploads/2018/04/IMG_4638.jpg” border=”0″>
最後の白とピンクの豆アサガオや、昨夜の月に酔いしぐれた待宵草
数珠玉、雌日芝、草萩も遠慮しながら背負い籠に
部屋の片隅に「どっこいしょ」
「小さな秋の訪れ」 嬉しいですね~
胃も夏の疲れが出るころです。
暖かい朝がゆでも、どうぞ
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重陽の節句・・
今日は九月九日 九は奇数で陽を意味し、陽が重なり、重陽の節句
菊の節句とも呼ばれ、菊の花に抱かれた綿には夜露が忍ばれ
身をそーと清めれば、長寿にと、又はお酒に菊の花弁浮かべ・・
生けた菊の花を眺めながら、何もしなくても今や長寿の世・・
先日の社会保障の膨大な赤字予算?どうしたものかと、
肩身の狭い心持でこの日を考えてしまいます。
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槿花一朝の夢・・
「槿花一日自ずから栄を為す」 白楽天より
長い人生も、この花のように、儚い夢で終わり、栄しこともほんの僅か、
夢であったのかと、気が付いた折り、本当の幸せがみえてくるのでしょう
金水引き草の前に、真っ白い、一輪のむくげ、ほっこりする居心地の良い籠に
「友人の家にて、生けられた花」
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木賊に絡みつく最後の一輪・・
まだ、暑い地面に程よい秋雨が濡れ沁み入り
木賊に絡みつく弱々しい最後の一輪
うす暗い明かり求め開いた最後の一輪
日本画のような美しさに思わず息もこらし
今年の厳しい夏の思いを葉に託し
夕には萎むであろう一輪に
「来年又お会いしたいですね」
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気配の移り変わり・・法然院
法然院の森から湧き出る水に
夏の名残りか槿の花弁が心地よさそうに
あたりの静寂さに弱々しい最後の蝉の声
自然と命の無常さの読経のよう・
模様も縄でしょうか?
頬を撫でる優しい長月の風・・
色んな意味で、夏の疲れがでる頃ですね。
日々少しのお昼寝を・・・
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野分の季節に・・
「野分またの日こそ いみじうあわれにをかしけれ」 枕草子
最近の野分は、竜巻、ハリケーン、を伴い、去った後の凄まじさに
あわれにおかしけれなどという思いではないような・・・
長月の始まりの日、僅かながら秋の優しさ感じる朝夕にほっとします。
吾亦紅、赤、白のペンタス、小さな、可愛い花に「おはようさん」。
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