雨傘に落ちる雨の音も、何故か心浮き立つ
厳しい冬を通り抜けた、芽吹く草花の姿がほんまに愛おしい
陽に仰ぐ葉の姿がこちらの背も押してくれる
今日は、華やかなアレンジで、春を楽しみたい
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ティータイム
出迎えの椿・・
ゆっくり、しっとり、春の雨が藪椿を濡らし
紅と白と濃いピンクがお喋りしながら、
玄関に誰ともなしにお出迎へ
道行く人も、振り返り、ほっこりと・・
「又いらしてください」・・
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故郷からの春の便り・・
贈り物の包み、「あー今年も、届いた春の香り」
まだ、土の香りが残り、故郷の自然の風景が浮かぶ、
のげしや、ハコベラの来客も嬉しい
これだけの土筆の袴とりは大変、手も真っ黒になるだろうに・・
友の深い思いやりに、いつも心が和む「ありがとう」
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弥生の雨・・
スカーフに零れ落ちた花々・・
弥生、望月の夜、兄は黄泉へ旅に
厳しい生き方は死をも潔い
激しい春の雨は、読経の伴奏となり、
法雨となり、葉に映る美しい清らかな露となり、
この世のゴールは終わったようです・・
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三寒四温のありがたや・・
一朝一夕、日の出、日の入りも遅くなり
寒い日に交じる、暖かい日の有難さ、
背を丸める日々も少ない兆しに
三寒四温の言葉が嬉しい季節
花やの片隅に残っていたチューリップ三輪
地面にはいつくばって、のげしの葉が元気いっぱい
黄色の色彩が春への誘い
友人から頂いた春慶塗りの花入れに・・「ありがとうございます」
法然院の梅の花弁が・・・
「くよくよしないで、春に向かって歩きましょう」との鼻歌が聞こえてきます・・
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オコジョと雪椿・・
なんと可愛らしいオコジョ
別命「志賀高原の妖精」今頃雪深い山を走り回っていることでしょう
枯れた葉の陰に咲いている雪椿に見惚れ
たちどまっているのでしょうか?
イタチ科で気性は少々荒いそうですが・・
友人がくれた絵はがき、この季節には壁に貼り
イメージして楽しんでます・
日々の雪の便りに、心配しております、
風邪などひかぬよう、お気をつけくださいね
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外のテイータイム
雑多な日常とは違う色彩に塗り替えられ、
たまには、おしゃれなテイータイム
静かな音楽が人々の会話に溶け込み
一時嫌なことは無縁の世界に・・傍に癒される花がいてくれたら
今日の友人に感謝して、・・・
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凍て晴れの椿
凍て晴れの空、無言のメッセージが
スマホに送信してるよう
雪の災害に、台湾の地震に
人間の救助ではかぎりが有り、どうぞ、
凍てつく空よりの暖かい救助のメッセージを
凍てつく椿に霜囲いの葉を添えて
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美山の雪景色
京より北西に昔話の絵本のような村が・・
青空の天からゆっくり舞い降りる風花
田や茅葺の屋根を真綿のように包み
家の中では囲炉裏が焚かれ、
おばあさんが孫に昔話でも、語って・・
夜空に美しい星座が一杯ひろがり
足元には、可愛らしい雪行灯が灯り
幻想的な美山の里は、美しく
人々の話声を吸い込むように、暮れていく
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寒月に浮かぶ漢詩・・
闇夜に浮かぶ寒月・・李白ノ詩の心情に似て・・
「静夜思」
牀前 月光を看る 疑うらくは 是地上の霜かと
頭を挙げて 山月を望み 頭をたれて 故郷を思う
寝る部屋に届く月光 今宵は霜のように美しい
時を忘れいつまでも眺めていたいそれほどに美しい
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