つくつく法師の合唱が聞える朝
まだ日が差す前に開く
和紙のような朝顔に
水がかかれば破れてしまいそう
精一杯の数時間の命、酷暑の折りにも
ほっと癒やされる・・
つくつく法師の合唱が聞える朝
まだ日が差す前に開く
和紙のような朝顔に
水がかかれば破れてしまいそう
精一杯の数時間の命、酷暑の折りにも
ほっと癒やされる・・
一輪のすがすがしいほどの白さが部屋を清めてくれ・・
小さな篭に、ゲウラ(白蝶草)白桔梗、矢車アザミ糸ススキの葉
熱風の折にもわずかに揺れる様に心癒やされ
せめてもの動植物のワールドにはウイルスの関わりなく
水分の補給にいそしんでいきましょう、
待ち望んでいた青い空・・なんとありがたく嬉しいことです
葡萄もみずみずしく太陽に向かい揺れて・・河原ナデシコと
ほのぼの咲いたばら、少しでも明るい日を求め・・
銘は「水の色」梅雨の晴れ間に差しこむ光り・・
余りに美しく口に頬張るには少しためらわれる
朝に届く友人の心優しい思いも味わいながら、
溶けるような舌触り・・
吹き抜けの竹の扱い、少しためらいながら・・
「あー、美味しい」唯々・・日頃の疲れが癒やされるらしい・・
少しでも災害が収まりますように・・
桔梗、白蝶草、蛍袋、笹の葉
瑞々しい青竹、朝いちばんに作られた花入れが届けら
ホタルブクロ、笹の葉、木槿たちの嬉しい囁きも竹の窓より聞こえる
奈良時代に願い事を梶の葉にしたため、彼女は何の願いを・・・
755年宮中の清涼殿で行われた行事・・乞巧奠(きっこうでん)
梶の葉を飾り女子の技能、芸事を祈り彦星織姫の出会いを祈り中国由来の行事
短冊の使用は江戸時代に入ってからだそうです
陰暦のその日はきっと天の川銀河がみられるでしょうね
平安時代京都衣笠山にある氷室から氷を切り出して食し暑気払えの風習がありました、庶民は高価な氷はとても食することは無理であり、代わりにこの和菓子をいただいたと・・半年の邪気をはらい、今年は特に新型コロナの退散を願い心していただきたいものです
今朝も天からの雨にあじさいが揺れてます
人間にもたらすいろいろな災いも洗い流されてほしいものです
初めての風呂稽古に・・
一客一碗にして
あじさいの中身は餡のかわりに煮梅、周りは山芋と寒天
新ショウガのべっこう煮
来年もこの季節のお稽古ができる事を祈って・・
爽やかな破れ傘と蛍袋も茶筅の音に・・
障子越しに聞える雨の旋律が心地よい
軸「室閑茶味清」 静かな部屋で飲む一服のお茶の味はなんと清らか・・
花 額あじさい、