傷つく心に・・

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小さな丸い紫の花・・瑠璃玉あざみ

葉や茎に目に見えぬ棘があり、恐れず手にすれば

「いたい!」花言葉・・「傷つく心」



心無い言葉に棘がでてるのか

あるいは、傷つく前に棘をだすのか

棘はある意味自分を守る為にあるのかもしれない  


優しい言葉をかけられた折り、棘は柔らかな産毛となり

優しい言葉が自然にでた折り、棘は生きる強さになれる

傍で、緑優しい葉の唐竹蘭がほんのり包み込むように・・



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八月一日は八朔の日・・

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灼熱の太陽、じりじり地面の中迄

卵焼きでもできそうな

冷えたお茶の量はいつもより倍に

化粧水は冷蔵庫にいれ使う

保冷剤入りのマフラーを首に巻き

このような目に涼しい花皿で・・


今日は八朔、京都の祇園の花街では芸事の師匠やお茶屋にあいさつ回りの日です



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ご近所さんの朝顔

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ご近所さんの美しい朝顔さん

数の少なさになぜか癒され

行きかう人に「おはようさん」

後は無言のメッセージカードが心に届く

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法然院の緑のトンネルを潜れば

新しい夏の白砂壇・・「なんの模様かしら?」

蝉しぐれ、境内の静けさ更に幽なり・・




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散歩で出会った小さな野花たち

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雨に打たれ、溶けそうな、消えそうな紫の花びら

小さな小さな瓶に

そ~と摘まんだ日々草も

精一杯の幸せ放ち


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エノコロ草の陰に、咲いてた春の嫁菜

僅かな光求め、諦めず生きて、いきて

「えらいな~」





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Morning Glory 朝の栄光

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夏の朝の栄光はやはり朝顔さん

露をしっかり受け留める寛容さに

そ~と一輪、桶に浸かってもらい

「気持ちいいですか?」


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朝顔の種は奈良時代遣唐使により持ち帰られ

牽牛花と呼ばれ、中国では牛と交換されるほど高価なものだったそうです。

江戸時代第二のブームで色々な朝顔が売られたそうです。

この夏、ご近所さんのいろいろな顔をした朝顔を見るのが楽しみです。


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雪柳に恵みの露

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散歩で出会いし恵みの露

ぼんやり脳に爽やかスカット

今朝ほどの曇った風が細い葉に

まだ覚めぬ夢、ふんわりのせて

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絵筆でなぞりし紫いろの

縁取り涼やかトルコキキョウ

幼き頃のブラウス「提灯袖」の思い出が

母が踏む足ふみミシンの音までも・・






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暑中お見舞い申し上げます。

暑中お見舞い申し上げます。いつも拙いブログの拝読ありがとうございます。

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蝉しぐれを聞きながら夏本番の到来

輝く太陽背に花たちに水のシャワー

一瞬の虹の光に人も花も希望を

路地の草たちも涼やかなみどりの風を

百日咲くというジニアの花より微笑を

これより迎える厳しい日々に

少しでも涼やかな野の花に・・




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千日草の可憐さに・・

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暑い夏、夕暮れのそぞろ歩き

可憐な千日草があちこち向いて「今晩は」

涼しい風を求めてランタナも「今晩は」

縞葦が寄り添うように軽やかに揺れる

昼間の熱さもまだ土手に残り

小川の流れだけはいつもと同じ

「水は方の器、丸い器に随いて先を争わず」・・禅語より



「24日のミニ茶会、五人様で和やかな夏の午後のおもてなし」

ご参加ありがとうございました。





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朝露の美しさに・・

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心に訴えてくる朝露に

何の邪心もない真実の現れ

芋の葉が揺れるたびに

「貴女はだいじょうぶですか?」

問われてハッと立ち止まる

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恵みを与えてくれる稲穂にも

水晶のような露が「おはようさん」

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猛暑で焼け気味の葉より

「今日もきばりや」黄色の花

地に這いながらわずかの風に揺れて






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一束298円のスーパーマーケットの花で

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暑中お見舞い申し上げます。

猛暑の中、特に外で働いている方に・・

只々頭が下がります。ご苦労様です。


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しばらく間何の花も無かった部屋

少し贅沢な、涼しい気持ちに

白と薄いピンクの色合いは

滲み出るあせを優しく吸いあげてくれます

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