重陽の節句・・

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今日は九月九日 九は奇数で陽を意味し、陽が重なり、重陽の節句

菊の節句とも呼ばれ、菊の花に抱かれた綿には夜露が忍ばれ

身をそーと清めれば、長寿にと、又はお酒に菊の花弁浮かべ・・

生けた菊の花を眺めながら、何もしなくても今や長寿の世・・

先日の社会保障の膨大な赤字予算?どうしたものかと、

肩身の狭い心持でこの日を考えてしまいます。



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槿花一朝の夢・・

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「槿花一日自ずから栄を為す」 白楽天より

長い人生も、この花のように、儚い夢で終わり、栄しこともほんの僅か、

夢であったのかと、気が付いた折り、本当の幸せがみえてくるのでしょう

金水引き草の前に、真っ白い、一輪のむくげ、ほっこりする居心地の良い籠に


「友人の家にて、生けられた花」  

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木賊に絡みつく最後の一輪・・

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まだ、暑い地面に程よい秋雨が濡れ沁み入り

木賊に絡みつく弱々しい最後の一輪

うす暗い明かり求め開いた最後の一輪

日本画のような美しさに思わず息もこらし

今年の厳しい夏の思いを葉に託し

夕には萎むであろう一輪に

「来年又お会いしたいですね」





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気配の移り変わり・・法然院

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法然院の森から湧き出る水に

夏の名残りか槿の花弁が心地よさそうに

あたりの静寂さに弱々しい最後の蝉の声

自然と命の無常さの読経のよう・

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模様も縄でしょうか?

頬を撫でる優しい長月の風・・



色んな意味で、夏の疲れがでる頃ですね。

日々少しのお昼寝を・・・




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野分の季節に・・

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「野分またの日こそ いみじうあわれにをかしけれ」 枕草子



最近の野分は、竜巻、ハリケーン、を伴い、去った後の凄まじさに

あわれにおかしけれなどという思いではないような・・・


長月の始まりの日、僅かながら秋の優しさ感じる朝夕にほっとします。

吾亦紅、赤、白のペンタス、小さな、可愛い花に「おはようさん」。




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手桶に嬉しい花土産

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汗をかき々、友人の嬉しい花土産

庭に咲いた花達が誇らしげに、

ランタナ、洋種山ごぼう、尾花、小海老草、吾亦紅など

花と人への優しい思いも桶一杯に

何処からか虫の音が聞こえそうで、

ほんまに「おおきに」



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まだ々残る暑さにしんどいですが・・・

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北朝鮮のミサイル問題・・

美しい日本の島国には似合わない

おばさんがボヤイテモ仕方がないけれど

まるで、アニメのように宇宙を弄んで・・

花一輪にも命があり、まして、人の命は争いで消えてはならないと

必死に、心から願うしかないのでしょうか?

遅れて咲いた風船かずらと白い桔梗,またの名を、「一重草」ヒトエクサ

儚い夢を、そろそろお別れの、アユ籠に・・

癒される朝のひと時に、つくずく平和のありがたさを・・





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夏への別れの野の花に・・

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まだうす暗い葉の茂る中

真っ白い大花の露草に薄っすらと紫の色

沢桔梗、桔梗、小昼顔、夏の風に揺れていた、風船葛

少しずつ初秋への誘いに、吾亦紅、

髪になびく風は初秋の優しさに気付かされ



ほんまに暑かったこの夏に、

どれほど癒してくれた野の花たちに「感謝」



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ブルーベリーの木に・・

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春には、小さいスズランのような白い花を

夏にはゆっくり実を付けながら、新緑の葉を広げ

時折の鳥への命の糧となり、

少し心痛みながら手折りて、自分も楽しみ

秋には素晴らしい紅葉に出会える・・ブルーベリーの木

花言葉・・「実りある人生」

オレンジの百日草が誇らしげに・・

「その人なりの、実りある人生に・・」



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♪アルストメリアの花が咲く♪

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アルストメリアの花に遭遇する度、聞こえます

♫アルストメリアの花が咲く~♪

ギター片手に自作の歌を気持ちよさそうに

自然に、立ち止まりこちらもなぜか、癒され

地下鉄の片隅は、ほんの数人のライブ会場

歳を重ねた男性の声、いろいろな人生を歩んできたのでしょう

有名な歌手になれずとも、唄うことが幸せと・・

その道に、スッポトライトはわずかだが、好きなことができる幸せ、

「持続」という 花言葉、ず~と続けられる 幸せ


無言のメッセージが、ギターの軽やかな音色と共に

現実の騒音の中に消えていった、



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