ティータイム

秋海棠を詠む三人の俳句・・

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狭い庭の隅に誇らしげに咲いていた

別名瓔珞(ようらく)草ともいい

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寺院の本堂などに吊るしてある仏具に似てる事から・・

この花についての俳句

子規  「臥してみる秋海棠の木末かな」

虚子  「節々に秋海棠の紅にじみ」

芭蕉  「秋海棠西瓜の色に咲きにけり」

子規にとって、秋海棠が浄土への安らぎの花にみえたのでしょうか?



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空に靡く(なびく)秋風草・・

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空にキラキラ光りながらなびき

開いた窓からの訪問者

秋の風草さん

爽やかな気持ちの良い風

ミニカーネーションとも知り合いに

伯父の形見の大理石の花入れに

一瞬伯父の絵顔が風に乗り

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ハーロインのクッキーとコーヒー

お茶もそろそろ秋支度に・・



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名残りの風にゆれる高砂芙蓉

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竹塀の隅の傍ら、名残の風に揺れ

余り主役にはなれない高砂芙蓉

楚々とした花芯の赤紫より

残された夏の香りを一生懸命放ち

薄紫の力芝も秋の陽を受け

嫁菜の花達と戯れ今日も楽しそう





(この力芝の草をみると・・硬かったらコップ洗いにちょうどいいのに・・)





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ホップなハナミズキの実に・・

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薄紅色の花が五月の空を装い

ホップな赤い実が十月の空を飛び

秋色染まる前の葉がゆっくり

深呼吸しながら、今の平和に感謝する

「ハナミズキ」の歌が聴こえそう・

9.11のテロの後世界平和を願い

この歌が生まれたそうです。

歌詞の「君と好きな人が百年続きますように」

重ねて、

戦争のない日本がずーと続きますように

買い物かごに一杯祈りを込めて・・

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目立たない水引草ですが・・

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私は茂みの陰にひっそりと咲いています

優しい繊細な糸芒さんと

幸せな心もちになり

人も気がつかないほどの微風に

私たちは揺れ詩います



大昔紙糸代わりに

「心ばかり」と人の気持ちを結び

お役に立っていたのかもしれません。
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「この世に無駄なものや経験はない」

ごく小さな紅白の花に教えられ・・



このブログを観ていてくださる方

少しずつ増え本当にありがとうございます。










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秋雨煙る籠・・

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しとしと、秋りん煙り

薄い雲の流れに空も白く

花篭も白い花、アイスバーグと

雨雫のような白い小さな花も籠に

こんな日は

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暖かいコーヒーでもどうぞ、







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月恋しい季節・・

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このところ日本列島は

台風の被害模様ばかり

ニュースも暗いお知らせばかり

まーるいお月さまもご無沙汰

(以前撮影した月)



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泡雪寒天でまーるい月のお菓子を作りましたが

目玉焼きのようになってしまい

ロマンチックはどこかに?

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紫の実がかわいい藪ランと待ち宵草で

部屋の中で美しい月を想像して・・


地震もこの頃日常茶飯事になってきました

どうか皆さんも気をつけてください。





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秋の小さな使い

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透明な翅を震わせ

小さなアキアカネが休んでいる

何を話してるのでしょう

心地よく揺れる秋の草花より

「ウエルカム」の想いに

喜んでいるのでしょう

人も自然な優しい「ウエルカム」ができたら

マシュマロのような気持ちになれるでしょう












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