穏やかな春の午後は
一瞬にして雷、雨、風に支配され
すさましい音に庭の花も地に折れた
しばらくすると、雲間より神々しい陽が
つつじと八重の山吹が何事もなかったように
爽やかなストライプの花入れに・・
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無気力の水仙の花
中国の古典より・・
仙人の水辺にあるを水仙
なんとなくうつむき加減に咲く姿に
語源 narkissos 無気力
そんな日もあります。 今日は休みましょう
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若菜摘み
右回りに 椿、雪の下、甘草 ヨモギ 中央に野蒜(のびる)
それぞれに揚げたては香りもいただけて美味しいです
(椿も咲いているのは、テンプラにしてたべれます。)
田にはレンゲソウの合唱が聞こえ
指揮棒を振ってるかのような長葉草も
爽やかな春の使者です
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散歩道の小さな小さな花たち・・
薄紫の小花は 松葉ウンラン
荒れた地に今年も会えた小さな花友
折れそうな茎に松葉に似た葉が
花がギリシャ語源のリネンに似てるらしい
風に飛ばされそうな愛おしい花
小さな野花も春を知らせに・・
黄色の花は馬の足型という名をもち
今日も心に優しい栄養剤に・・
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穂先木通(ほさきあけび)を野菜籠に
山の脇道にひっそり
紫の上にお会いしたような
小粒のぶどうのごときかわいい実・・
しっとりとした深い濃い紫の花びら
庇うように揺れる新緑の葉も
尚 一層 春の訪れの歓びを
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初めての富士桜
簪(かんざし)のような、お米のような
小さな小さな薄桃の花びらの富士桜
初めて見る富士に・・日本人で良かった
頂いたテイーに心まで富士色に
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門出の花・・フリージャー
必死に頑張った人生も
踏切の遮断器の前で
少し立ち止まり、考え
何度目かの 門出に
その荷物を軽くして飛び立ってほしい
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春眠暁を覚えず・・
爽やかな浜大根の花
唐の時代の孟浩然(もうこうねん)の詩人
「夜明けが早く、いつの間にか朝が訪れるなんて
つくづく春だなあ~」長い冬の後、
目覚めると日が降り注ぎ、陽気に包まれた、季節の喜び
つい、寝坊してしまうというニュアンスと少し違うのかしら?
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ご近所さんの花散策・・
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花雲り見上げる空に大島桜の爽やかさ
今年も美しい色合いで
草むらにイースターエッグ
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友人宅で頂くテイータイムにほっこり
窓辺には野ばらの新芽が笑ってる
「いつもごちそうさまです」
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壁に舞う金魚葉椿・・
暫く続いた春霖に
今朝の朝日は
生まれたばかりの子供のように輝いている
壁には金魚の葉が空を舞うように
古い竹の花入れに躍動の喜びを・・・
「お出かけは足元が緩んでおります。お気をつけて下さい」・・「看脚下」
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