蛍袋(Bellflower)とほたる(Firefly)

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つゆ空にもわずかの陽のありがたさに、人も植物もうなずきあっています。
数種の野花、えのころ草の、黄花コスモス、白いほたる袋の花が今日の主役です。
外の世界では雨に打たれながらも健気(けなげ)にうつむいて咲いています。
きっと、蛍を恋しく待ち望んでいるのでしょう。
むかし、子供たちが蛍をいれ遊んでいる光景が偲ばれますね。
また、別名 提灯(ちょうちん)花というそうです。
なるほど、形が似てますね。昔は提灯のことを火垂るといったから。

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ホタルの餌のカワニナは澄んだ川にいて、近年蛍が飛び交う光景が
ニュースで放映され嬉しいですね。
オスがメスを誘う時、光を連続5回ほどフラッシュ発光するそうで、
なんとロマンチックなしぐさでしょう。
ほんの数週間の命を燃やし、人間に感動を与えてくれる生き物に
儚い(はかな)余韻だけを毎年残ります。
まして、このような飴というかたちでお菓子のテーマにまでなり
心苦しいばかりです。








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