茶道のお稽古

初稽古は時雨れて・・

冬銀河・・


この頃の夜空は輝く星の 宮沢賢治の世界です、

初めての軸での軸飾り・・




多忙な折のお稽古にほっとして・・

 

師走のお稽古・・


時間だけは早馬のごとく過ぎ、もう師走

釜から出る湯気の調べ 太陽の日に静かに浮かぶ

感謝しながらのお稽古も確実にときが刻まれる

水差し  唐津焼


これから椿の美しい季節です


サネカズラの赤い実に幼き日の思い出が・・

秋感じる朝に・・


そろそろ肌寒い季節、風呂も炉に近づき中央に

信楽の水指に侘しさを


ぎんなん餅に


昨夜のお月さんもきれいでした


花屏風は、フジバカマ、秋明菊、秋桜、糸すすき

今日は花も生けていただきました、

 

 

虫の音に月を仰ぎ・・


達磨はぎ、桔梗、金水引   虫かごの花入れ


日中の暑さ忘れさせてくれる虫の音に聴き惚れて


見上げる月が、手に掬った(すく)水のなかにも在りて(禅の悟りの境地)

茶碗の中にも美味しい濃茶が月のように映り




薄茶も美味しく、今日の疲れも忘れさせてくれます、

 

 

名水をつかい、醒ヶ井


京都三名水、染井(梨の木神社)縣井(御所西)佐女牛井(古くは平安京、六条堀川源氏の

館内にあり、室町後期、村田珠光は足利義政にこの水で茶を献じた、利休、村田紹鷗、織田有楽もこの井戸を愛した、現在は石碑のみですが、四条堀川の和菓子やさんが、昭和37年に「醒ヶ井」と名付けこんこんと湧き出でて、一般にもいただけます、お弟子さんが汲みにいってくださり、

炭手前、吉兆篭


麻のしめ縄で名水をいただきます、なめらかな味で暑い舌を潤してくれます、


ルドベキアと秋海棠(しゅうかいどう)花入れは、小さな釣瓶


猛暑に雷と落ち着かない日々にどうぞご自愛くださいませ、