天平12年(745)聖武天皇は
一時平城京を抜け出し、この地しがらきに着き
とても気に入られ、ここに、「大仏造顕の詔」を出されました。
しかし、745年地震や不審な火事が起こり
又、平城京に落ち着いたそうです。
礎石の跡もあり、
結果的に素晴らしい大仏が東大寺に建立され
国も人も救われたようですが
いつの世も国を治められる方は
心休まる日がなかったでしょう
小高い山の寂し気な樹達の
ざわめきに似た葉音が
耳に残りました。
(冬の雨に濡れないようにして下さいね)