拾翆亭
丸太町道りから入った東側に あり、金と土曜日だけの拝観です。
なんと、趣のある看板でしょう。
五摂家の一つ九条家の唯一残存してる、江戸後期の遺構です。
数寄屋風の書院つくりで、広間と小間の茶室があり、
当時はここで公家たちが歌やお茶会いして楽しみました。
デジタルでない時代がほんとうに有ったことを
肌で感じ要ります。
床には、利休の息子の少庵の直筆の消息の軸が掛けてあります。
釈文は「画家の俵屋宗達に御茶会のお誘いされてる文です。」
縁側からは、九条池と橋に、数本の紅葉が日本画のように添えられ
静かに、この風景に溶け込み、一服を
公家の気分を味わせていただきました。
人がまばらで 隠れ家的な紅葉狩りのスポットです。