二千年前の漢時代の自然柚の壺
四個の耳付き 堂々どした鶴首
その先に丸く膨らんだ丸壺に
小宇宙の凡てを吸いこまれたようです。
気品と豪華さを詠っていた藤の花たち
今は 心強い 実と葉になり
歴史や大洋を超越した壺に抱かれ
仏と命へのつながりに
合掌してるようです。
(あるお店のウィンドウで活けさして頂いた作品です)