お盆中の仏様たちは、この世の精進料理をとても喜ばれます。
白蒸し(しろおこわ)、豆腐と水菜の味噌汁、
煮物は五色で、仏の教えの五行に由来して、白は高野豆腐、黄色はかぼちゃ
緑(又は青)ささげ、黒はシイタケ、赤は人参です。
ささげの豆は3,40センチの長さで、天から霊が降りられる依りしろにされるそうです。
酢の物は、キュウリと若芽の和え物、お香の物
普段、私たちが食している一汁三菜を真心を込めて
供えさせていただく幸せが、おもてなしの原点のような気がします。
(御膳の向きは仏様が向こうにいらっしゃるので、向こうが正面です。)
鬼灯(ほおずき)は霊の足元を照らすようにと
気配りの花ですね。