もみじ蔦に思いを馳せて

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大きな木に絡みついていた

秋色のもみじ蔦を

小菊と柱掛けに





蔦は、枕の草子にも出てきます

「あてなるもの(上品なもの)に削り氷に甘ずらを入れて

新しき金ワリ(金のおわん)に入れたる」

甘ずらは蔦の樹液を煮詰めた平安時代の甘味料で

削り氷にかけたらしい、貴重な物で、その時代から

カキ氷が存在したとは?

いつの時代も植物の恩恵をいただき

楽しい物語が生まれたのですね。

なんでもない蔦の美しい葉より

いにしえの

巻き紙を読みふけるような

幸せをかんじる秋の午後に・・・







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