茅の輪くぐりと水無月のおかし

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今日は六月三十日夏越祓い(なごしのはらえ)の日です。
神代の昔、須左之男命(すさのをのみこと)は裕福な弟の巨旦将来(こたんしょうらい)に
宿を求めましたが、断られました。
貧乏な兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は何もないが精いっぱいのおもてなしを
しました。
この一夜のお礼に茅(かや)で作った茅(ち)の輪を兄に授けられました。
「茅の輪には、疫病を(祓う力が有り、に腰につけるよう」と。
日も柔らかい中、 茅の輪をくぐりますと、
一瞬、草の青い香りと、神聖な精気が漂ってきました。
半年の無事に感謝と、これから迎える暑い夏にも無事と祈りました、


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白い穂が茅で、今の季節 綿のように揺れています。
紫の桔梗(ききょう)の花が平安の時代を思わせてくれます。
ミニの茅の輪は、茅の葉でつくってみました。

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本日は水無月をいただく日です。
平安時代、宮中では、氷室(ひむろ)で保存していた氷を食していました。、
しかし、氷は貴族だけのもので、庶民は口にするどころか目にもできない時代でした。
そこで氷の形をした三角のお菓子の登場です、上の小豆は悪払いの意味だそうです、
仏様にもどうぞ。








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