利休と菜の花・・

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


009.jpg

1591年旧暦の今日、利休はこの辞世の句を残し旅だった。

 人生七十 、力囲希とつ(禅僧が悟った時に発する駆け声)

 吾この宝剣(仏の知恵のような、吹毛の剣)

 祖仏共殺 堤る我得具足の大太刀

 今此時ぞ天になげうつ                     利休宗易居士 天正 19 仲春


解釈が多々あり、利休本人しかわかりえないが、

 この夜は春雷が鳴り響き、この剣で神や仏の裁きを受け

 誰にいい訳するでもなく、究極の美しい侘びを貫いた悟りを

 叫びのような唸り声を発して、(切腹する前に、一椀を点て)

 この大太刀で、旅立って、

 茶室には菜の花が・・・・、

   

 利休のお墓


  002.jpg
     
菜の花のお供え


001.jpg

いまだに、多くの人が訪れる

 山内に古木の梅の花が

006.jpg

    心なしか利休を偲んでいるようでした。

     やはり、 利休は永遠のロマンです



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

応援よろしくお願いします。