1591年旧暦の今日、利休はこの辞世の句を残し旅だった。
人生七十 、力囲希とつ(禅僧が悟った時に発する駆け声)
吾この宝剣(仏の知恵のような、吹毛の剣)
祖仏共殺 堤る我得具足の大太刀
今此時ぞ天になげうつ 利休宗易居士 天正 19 仲春
解釈が多々あり、利休本人しかわかりえないが、
この夜は春雷が鳴り響き、この剣で神や仏の裁きを受け
誰にいい訳するでもなく、究極の美しい侘びを貫いた悟りを
叫びのような唸り声を発して、(切腹する前に、一椀を点て)
この大太刀で、旅立って、
茶室には菜の花が・・・・、
利休のお墓
菜の花のお供え
いまだに、多くの人が訪れる
山内に古木の梅の花が
心なしか利休を偲んでいるようでした。
やはり、 利休は永遠のロマンです