永谷宗円宇治田原町の山の上の生家
彼は、1680年この地に生まれました。
江戸時代の庶民のお茶は、黒っぽいあまり美味しくないものでした。
彼は15年間研究して、1738年に
青緑の煎茶を生み出しました。
春に摘み取った葉を蒸し
加熱処理し、乾燥させる前に「揉む」工程を考え出し
( 炭火の上の和紙を張ったほいろと呼ばれる器具のうえで )
現在の綺麗な蒸し煎茶につながりました。
此の小さな茶の花が
透きとった飲み物になり
私たちの疲れた身と心を癒してくれます。
お茶はテアニンという旨み成分があり、もちろん、
ビタミンやら色々な栄養素があります。
その 所為でしょうか?彼は98歳まで生きました。
たまには、ゆっくり急須で お茶を淹れましょう。