初穂を捧げて
縄文後期から日本に伝わった稲穂を
先祖は神からの贈物と信じ、今日まで続けてきました。
春には豊作を祈り、秋には新米を神に捧げ感謝します。
天皇が伊勢神宮に初穂を神前に供えする 神嘗祭が今日です。
戦前は、国民の祝日だったそうです。
今日は特に心して「おこめ」を口に運びたいと思います。
友人の田から 新米の初穂を頂きました。
お店の 狭いウィンドウの空間にも、神聖な初穂の香りが 漂ってきます。
宮中の賢所でも行われているそうですが。
(掛け軸の絵もそのような雰囲気を感じさせます。)
珊瑚(さんご)樹の照り葉と常盤さんざしの実
秋の実りにも 感謝して、
御深井焼(おふけいやき)の器に
1660年頃、名古屋城の御深井丸で焼かれたのが所以です。
根来塗の板の上にのり、今日の日を祝っているようです。