しばらく 眺めていると
なんとなく和み
秋色に染まった花弁より
微かにお香も漂い
集った仲間の心を
くすぐるように キュンとさせてくれる
二輪のバラさん
そのわき役に 今日の
かもじ草はぴったりです。
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彼岸明けの風
尾花と竜胆
この一週間で彼岸に渡らしていただく
六つの修行が終わりました。(六波羅蜜)
戦争や、災害 現在世界で起きている
此岸(しがん)の苦しみが
一つでも減りますよう祈り
ふっと空を仰ぐと
浄土への風が爽やかに 吹いていました。
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揺れる花ろうそく
ろうそくの炎のように
遠い先祖の魂を求め
揺らいでいる鶏頭の花
やわ肌の秋海どうの葉と花も
合掌するように
寄り添っています
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白磁に照り葉一枚
李朝(りちょう)時代の 白磁小壺
朝鮮は儒教の影響で白は清楚を意味し
とても重要視されました。
照り葉一枚でも充分な存在感があります。
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ま東から真西へ
今日は昼夜の長さが同じ
当たり前の事でも
ただ ただ 感謝です。
秋のお彼岸は花の萩に因んで「おはぎ」を
そろそろ、お下がりをいただきます。
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落ち葉かごに 乙女 こころを一杯摘んで
空までが薄紅色に染まりそう
過ぎ去った思い出まで
楽しいメロデイーに
変奏してくれそう
そんな秋桜に出会えて
嬉しい秋の午後
か細い葦からは
優しいあきの音色が・・
こんな美人さんも 聴いています。
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彼岸の入り・・数珠サンゴの実
お釈迦様が霊鷲山に居られた時
ハリルの王様が、「自分の国は疫病が絶えず、貧しく、御救いください」といいました。
すると、御釈迦様は(木かん樹)というの実 百八個を環に通して
「これを身体離さず、心から仏様の御名を唱え
一つずつ繰って、二十万遍になった時心身安楽になり、国家も安泰に
、さらに百万遍になった時
百八の煩悩も断ち切ることができる」と
この数珠を授けられました。(ある本より抜粋)
悩み多きこの此岸の(しがん) (俗世界)に生きている私たち
今日から七日間 彼岸に到らさせていただく為にも
お数珠は身近なものかもしれませんね。
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主人公は女郎花
秋の七草の女郎花(おみなえし)は凛として
花器は 陶芸家 原 太楽氏(京都)
謡曲 「女郎花」より
昔、八幡市の 男山に、小野頼風という男が住んでいました。
ある日、彼の京女が尋ねてきました。
しかし、頼風が不在だったので、女は「自分は捨てられた」と
誤解して、法生川に身を投げました。
男は嘆き、墓に埋葬しました。
すると其処から女の脱ぎ捨てた衣と同じ色の
「女郎花」の花が咲きだしたそうです。 (諸説あり)
(八幡市立 松花堂庭園の中にあります。)
(女塚とは離れた民家の庭にあります。)
男朗花の花は白い米粒のようです。こんな感じでしょうか?
ある僧侶の慈悲深い供養により、あの空の彼方では隣同士おられるそうです。
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美味しそうな金平糖
たで科のコンペイトウ草
ポルトガル語の confeitoコンフェイトが訛りコンペイトーに
別名 溝蕎麦 溝に咲く蕎麦みたいな花を咲かせるから。
1569年ポルガルの宣教師ルイス・フロイスが
織田信長に献上したのが最初だそうです
新しいものが好きな信長はさぞ喜ばれたことでしょう。
花も飴も小粒は可愛いですね。
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気のはやい彼岸花とニラの花のダンス
サンスクリット語で Manjusaka 天蓋に咲く花
おめでたい兆しの赤い花が天から舞い降り
人々にハットさせる華
此の花ほど多くの名をもっている華はないでしょう。
曼珠沙華 天蓋花 狐の松明 死人花 幽霊花 地獄花
葉見ず花見ず(花が先に咲き終わってから葉が出てくることから)
やはり、彼岸花が親しみが湧きます。
怪しいオーラを漂わせながら、
真白いニラの花と楽しそうに踊っています。
もうすぐ、お彼岸ですね。
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