皐月晴れの加茂街道に平安の絵巻物が動く
567年欽明天皇の時代、国内の病疫、風水害に見舞われ、
占いにより、加茂の神の祟り、それを沈めるために始まった、賀茂祭り
葵の葉に代わり、銭葵を、華やかさを、花の数を少し多めに
薫風を感じる和菓子で一服
今頃は、加茂街道で、葵の上と六条御息所が車争いで必死でしょう
いつの時代も女性は怖いですね、
続きを読む
2017年 5月 の投稿一覧
風邪見舞いの花
このところ、夏日のようで帽子を
突然の驟雨に急いで傘を広げたり
窓からはヒンヤリの風が皮膚を驚かし
脱いだり着たり、体調を崩す時期です
フレンチラベンダー、姫小判草
少し元気が出るひなげしのオレンジ色
優しい野花でほっとして
暖かいお粥でもいただきましょう
続きを読む
なごりの椿・・
艶やかな緑重なる葉より、いつも感じるオーラの色
日本人が感性が詰まった藪椿のしとやかさ
この冬も乾いた寂しい心を潤してくれ
名残りの一輪に「ありがとう」を込めて
法然院の白砂壇も一葉が描かれ
美しいさくらの絵巻物も終え
移りゆく季節への思いに心躍ります
続きを読む
明明百草頭・・
明明 百草 頭
明明たり・・はっきりしている様、
百草・・あらゆる草花・木、森川、大河、動物一切の存在と現象
頭、、強める助辞
目の前のすべての一草一木の先に輝く仏の命
合掌の気持ちで生けさして頂きます・・
今日も一日穏やかに・・
続きを読む
大らかで静かに時が過ぎる町 松江
皐月の大空に千鳥のようなお城
1611年に堀尾吉晴により築城
松江藩七代 松平不昧公に守られ
不昧公の茶室「明々庵」茅葺の屋根
雨上がりのつつじが目に優しく、放される香りに心清まり
人間国宝の菓子職人による、藤の花
ゆったりとしたお堀の流れと季節の花
見上げる空には薫風が雲に乗り
ゆったりとした松江にも舞い降りて
続きを読む
八十八夜は芳し・・
茶摘み籠に ハナミズキとつつじ
むさし野もはてなる丘の茶摘みかな 水原秋櫻子
立春から数えて八十八夜に摘んだ茶葉は長寿の薬
ゆっくりといただきましょう
続きを読む
占いの木・・ウワズミサクラ
古事記より・・
「天の香具山の鹿の骨を天の香具山の木
このウワズミサクラで焼いて占った」
占溝桜(うわずみさくら)ともいう
風の揺れている白い穂がなぜか、
純白なつつじをうらなってる神主のよう・・
花入れ・・友人から頂いた屋久杉
続きを読む