名残りを感じるこの月
儚いもの、消えゆくものに
愛おしい気持ちも重なり
台風を前にして
煤竹の篭の野菊から
元気をいっぱいもらいました。
被害がないことを祈ります、
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2014年 10月 の投稿一覧
杜鵑(ホトトギス)の花と俳句
花弁の斑点がホトトギスの胸の模様に似てるからの命名。
別名 油天草 葉に油染みのような斑点があるから。
徳川家康 鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス
豊臣秀吉 鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス
織田信長 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス
ホトトギスの種類もいろいろ、 俳句もいろいろ 感じ方もいろいろ
夕暮れの空は ホトトギスの花模様 いろでした。
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貴船菊に敬意を以って
京都の貴船神社に咲いていたからの
名前の由来で、別名秋明菊ともいいます。
キク科ではなく、キンポウゲ科なのがおもしろいです。
桔梗口唐銅の花入れにお座りいただきました。
敬意を以って眺めていますと
一瞬 背筋が伸び 心の隅の
何かが祓えたような気がしました
今朝の空模様の所為でしょうか?
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花野をかけめぐりて
今日も早朝より 清らかな風が
花野の端からはしまで
やや急ぎ足で なびかせています。
桔梗と河原ナデシコさん脇道で
ちょっと、一休みして
一服ふかします。
現在は禁煙のため、なかなか出番がありませんが
今日は見たて使いで、ハレしました。 嬉しいですね。
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虫が隠れて戸を閉ざす頃
暑い季節に活発だった虫たちも
そろそろ土の中へ巣ごもりの支度を
自然の営みは正直に進んでいきます
花穂が進物用の紙糸に似てるので
水引草と呼ばれています。
今宵は月が隠れてはります。
待ち宵草と一緒に、待ちましょう
織部焼の小さな急須で
お煎茶でも頂きながら。
「 今年は古田織部の400年忌です。」
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